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『…あ、』













また今日も、浮所に教室で待たされていた時。

教室に入ってきたのは浮所ではなく…いつも遠くから見ていた彼女だった


あまりに驚きすぎて思わず声が漏れると、その漏れた声を拾い上げるかのように視線を俺に向けて首を傾げる






どうしようもなく、鼓動がうるさい

教室と言う狭くも広くもない空間で2人きり、圧倒的オーラにやられてしまいそうだ













忘れ物をしたのだろうか、机の中を漁っている

どうすれば良い?
このチャンスを逃したらきっと、これから先話しかけるチャンスがあるようには思えない



でも、なんて話しかければ良い?


ずっと見てましたって?そんなのただ気持ち悪いだけじゃないか
やっぱり話しかけるなんて俺には無理だ…









じゃあ諦めて見送る?それはそれで嫌だ…もう良い、この際後先考えずに行け!!

























『あ、あの!』



「え?」



『覚えてますか、俺のこと…』




















本当に後先考えずに突っ走った俺と、きょとんとした顔で何がなんだかわかっていないような状況…









まずい、やらかした…?

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さき(プロフ) - 那須担と浮所担なのでこのお話大好きです!!ドキドキします!!更新楽しみにしてます!! (2020年4月17日 2時) (レス) id: a85c301552 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:優風翔 | 作成日時:2020年4月15日 23時

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