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４話僕の話 ページ5
「これをみてくれる？」
私はフェイちゃんに何だかんだと
ある、ひとつの部屋に連れてこ
られて………
これって誘拐！？とか
考えてたら白い目を向けられた。
まぁ、何となくフェイちゃんの
話を聞くことにした……なんとなくね。
私がここに存在すること自体が気に
なって仕方ないのだ。
夢だと判断するのが普通の女子高生
の思考回路だよ
『おぉ、!?』
フェイちゃんが指パッチンをすると
モニターのような映像が
空中に飛び出た
マジっぱねぇ………
『これって………』
「この映像に流れる……『うわぁ〜ｯｯ」』
ﾋﾞｸｯ」
私はフェイちゃんの言葉を遮って
キョロキョロとモニターのまわり
をぐるぐる見渡しながらまわる
「うわぁぁ〜〜すごいすご〜い
未来マジっぱねぇ！！」
幼い子供のように無邪気に
はしゃぐ私
このモニターどんな仕掛けなのかな？
指パッチンで出てくるとかwww
一度調べて見たかったんだよね〜
「ｸﾌﾌｯ」
手で口を押さえてにやけながら
爆笑すんのを我慢する
「……僕の……………」
『ん？』
フェイちゃんはなんだかぶるぶる
体を震わせていた
おトイレかな？
「僕の話を聞けぇぇえぇーーｯｯ!!!?」
「は、はいぃぃぃいぃーーーーｯｯ！？」
聞きます…………。
NGシーン
(おぉ、⁉＿＿＿マジっぱねぇ！？
フェイちゃんの指！！マジっぱねぇ!!!?)
(僕の指に仕掛けはないよｯｯ！？)
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