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10話吐き気 ページ11
『はぁ〜、なんだよ』
きゅっとシャワーを止める。
湯船もなければシャンプーもなし
体の臭いを嗅げばまだとてつもなく
鼻につく臭いで
思わず吐き気に襲われた。
とにかくがむしゃらにあちこちを洗う
あれこれ十分
『もういっかな、』
早くしないと奴らが戻って来てしまう
流石に朝っぱらからシャワー浴びる
やつなんていないだろ
まだ臭うがさっきよりは
大分マシなもんだ、
シャワールームをあとにした、
『ふぅ〜〜やっぱり
朝一はいいよねぇ〜〜』
風呂上がりのおっさんのように
パンイチでわしゃわしゃと
髪の毛をそっこうで服
そういえばコレ、誰のタオルだ？
ウィーーーんとそんな
小さな音を私が聞き逃すはずがなかった
『帰ってきたぁｯｯ！！？』
ぞろぞろとサッカー部らしき足音
とりあえず上を着て
制服を持ちどこかのロッカーに
身を隠した
「マジ最悪だよな、」
「あぁ、あいつが白雪を
いじめていたとはな、」
「そんなやつと一緒に」
誰が話してるんだろう………
穴から細めで外を除く
前に上半身裸のやつがいて
邪魔だなぁ〜。
ガチャり……………
NGシーン
とりあえず上を着て
制服を持ち近くのゴミ箱の中に
身を隠した
(くっせぇ！！)
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