346話ローリング×オブ×パーマ ページ16
次の日
私がここに来てから
1日が経とうとしていた。
ゴミ捨て場に行きたいけど
マチにはダメって言われたし
どうしたもんかなぁ〜
いつ迎えが来ても良いように
待ってないといけないのに………
「ん、」
私進む前方に見慣れぬ子が……
あの金髪パーマのロングヘアー……
シャル…ナーク…だったっけ?
チリチリが部屋を出て
すぐに出ていったから
ちゃんと挨拶もしてないや、
1人で歩いてるってことは…さては
友達もいないボッチくんだな…ふふん
仕方ない私が友達第一号になって
やろうではないか
「ねぇねぇ!」
「…………」
ん?反応なし……
真後ろで声をかけたにもかかわらず
全くの無反応……さすがの私も
呆れちゃうよ
考え事をしながら歩くのは
事故のもとなんだからな!
「ねぇってば!
ローリング金髪パーマ!」
「え、」
「考え事しながら歩くと危ないよ」
前に回り込んで顔を覗き込む
形で声をかけるとやっと
私の存在に気付いたのかキョトンと
した表情で私に目を向けた
「………君、だれだったっけ?」
「………」
呆れてしまった……本日2回目の
呆れである……挨拶はしてないにしても
昨日あの場にいたよね?
少なくともそこは「君は昨日の!」って
少女漫画のような運命を感じて
鼓動を高鳴らせるところではないのかな?
コホンっ……まぁ冗談はさておき
忘れることはないと思うのだが
「昨日会うったよね?
金髪ローリングパーマン!」
「あぁ〜………昨日クロロが
連れてた子か……すっかり忘れてた」
えらくまぁお正直なこった
友達妖怪…スナオくんもびっくりな
素直さですこと…ほほっ
「ところで何だよさっきから……
金髪パーマやらローリングやら……
俺はそんな名前じゃ……」
「シャルナークでしょ!
それぐらい知ってるよ」
そんなに気に食わないあだ名だったのか
反論しようとするシャルナークの言葉を
遮ってドヤ顔で名前を口にした
「私はA……私と友達になってよ
シャルナーク!」
「いきなり呼び捨てかよ!
まぁ良いや……ふふん……お前のこと
気に入ったぜ!
しょーがないから友達でもなんでも
なってやるよ…おチビちゃん」
先ほどのキョトン顔と打って変わって
無邪気な笑顔でそう述べた
シャルナーク……地味に最後
ディスられた気もするけど
「ちびじゃないよ!これから
伸びるんだから!」
ちょっとムカついたので
ムキになって反論してみる
「何歳だよお前」
「うーんと……5歳」
2024.1.24
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白鳥V2(プロフ) - あやめさん» 作品を知っていただきありがとうございます、頑張ります (2月26日 17時) (レス) id: 411cc6714e (このIDを非表示/違反報告)
あやめ - すごく面白いです。最近作者様の作品を知り、読み始めたのですが、面白くて面白くてすぐに読み終わってしまいました。続き、楽しみに待ってます。 (2月26日 16時) (レス) @page18 id: c17a0bad67 (このIDを非表示/違反報告)
白鳥V2(プロフ) - 薄荷狼さん» 嬉しいです!ありがとうございます頑張ります (2月25日 23時) (レス) id: 411cc6714e (このIDを非表示/違反報告)
薄荷狼(プロフ) - 初コメ失礼します。やっと追いつきました。作者様の作品が素敵で憧れてます。続きがたのしみです!! (2月25日 15時) (レス) id: 45a9991864 (このIDを非表示/違反報告)
白鳥V2(プロフ) - モノさん» 毎度コメントありがとうございますナルトネタを出しましたがNARUTOは幼少期編〜疾風伝をちょっと見てたぐらいでそこまで詳しくはないんですよね……w (1月28日 22時) (レス) id: 411cc6714e (このIDを非表示/違反報告)
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