329話コウカイ×シテ×コウカイ ページ38
「な、………なぁ〜ん…て」
みるみるトマトと化す
キルアが見るに絶えず急いで
冗談だと笑って誤魔化そうとする。
「あぁっ！！そうだよ！！
わりぃかよッッ！！！」
「へぃ？………」
ひ、開き直りやがった…こいつ
大声で立派に宣言する
キルア………みんながいっせいに
私たち二人に視線を向ける
ちょ、こんな形での注目の的は
求めてなかったよ！？
「あらまぁ、公開告白なんて
キルアもやるじゃないの」
「そうなの！？」
ノリノリのビスケに
びっくりした反応を見せるゴン
いや、頼むから煽らないでくれ。
「い、いったん落ち着いてキルア！！
わかった！わかったから！
私が悪かった！ごめんなさい！！
だから公開処刑だけはやめてくれ！」
私はどうどう…とキルアを
なだめる……するとキルアはフッ……と
鼻で笑いやがった
うん、なぐっていいかな？
でも、………………まさか
キルアがここまで私を尊敬してるとは
思いもしなかったな………これまでの
努力の成果か！！
私は済ました顔でガッツポーズ。
「ところでちょっといい！？」
キルアは声を張ってレイザーに
向き直る
「そいつ死んじゃってんだけど、
相撲の勝敗は？」
転がっている死体を見下ろし
レイザーに訪ねる、
「そっちの勝ちでいいよ」
まじ？やったじゃん！！
「でもさ〜」
まだあるのかよ！？
「こっちはまだ完全に誰がやるか
決めてなかったぜ」
さっきまで「相撲は絶対俺がやる！」と
かいきがってたのに………
ぷぷっと心の中で笑いをこらえる。
「誰が不戦勝でも構わないさ」
「じゃあ……………こいつね」
「へ？」
いきなり私の首根っこつかんで
レイザーの前につきだすキルア
「えぇ？ええぇーーーッッ！？」
「これでこっちの４勝ね」
ボボボさんの死体かどこかへと運ばれていく、
マジで痛々しい………恐ろしい。
つりに
こっちの４勝が決まり、勝ったも同然
「それで、俺のテーマは
８人ずつで戦う……………
ドッジボールだ」
ん？んん？………ドッジボール……って？え？
「そんなのありかぁッッ！！？」
私の雄叫びは外にまで丸聞こえ
だったであろう。
2021.3.15
330話アクマ×ト×レイザー→←328話ホンシン×ト×オモイ
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白鳥V2(プロフ) - ビタミン剤さん» 見ていただきありがとうございます、これからも見守っていただけたら嬉しいです (12月22日 17時) (
レス) id: 411cc6714e (このIDを非表示/違反報告)
ビタミン剤(プロフ) - 面白くて2日で一気見しちゃいました。素敵な作品ありがとうございます。 (12月22日 17時) (レス) @page32 id: b4586dcb8c (このIDを非表示/違反報告)
白鳥V2(プロフ) - へんたいさん» 見つけてくださりありがとうございます！更新頑張ります (12月4日 17時) (レス) id: 411cc6714e (このIDを非表示/違反報告)
へんたい(プロフ) - 最近好みの小説がなかなかないなって思って占ツク漁ってたら神作見つけて最高です生まれてきてくれてありがとうございます。 (12月4日 17時) (レス) @page45 id: b1482de086 (このIDを非表示/違反報告)
白鳥V2(プロフ) - ライさん» コメントありがとうございます、褒めていただき嬉しいです！！これからもよろしくおねがいします (8月4日 16時) (レス) id: 411cc6714e (このIDを非表示/違反報告)
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