【Ｈ×Ｈ】体力の無い私が家出しただけなのになぜかハンターに！？８

323話シゼン×ノ×イズミ ページ30

キルア、ゴン、ビスケ、私と
1匹のゴリラが迷い込んだ

そこはどこか、
林が覆い茂っている自然地帯………

みんなは姿勢を低く保った
ままジッと霧の中で目を凝らし
神経を取り済ませていた。


ここはいったい…………



「ゲゴｯフｯｯ!!……………」


私が声を発する前に
キルアに無言の圧で殴られた

ちょ、せめて話させて！！



「「ｯｯ！？」」


「ん？」

みんないっせいに何かを感じ取ったようだ、

ちゃぷん……ぽちゃん、と
言う水音のような音が敏感な私達の
耳に深く響いた


よく見ると……霧の向こうには泉があり
そこにまた、人影が



「クロロ？」

私の発した声に微かに
反応した人影


「ッバｯｯ!!」

静かにしろって言っただろ
とでも言うような

今まで見たことのない血相かいたキルアの顔
ちょっと写メっていいかな？
キルアのお写真って高値で取引される
らしいし

友達のよしみでキルアの変顔写真
売買しちゃって大儲けしてもいいよね？



「あ、なんか霧に目がなれてきたみたい！！」

キルアのお怒りを沈めようと
とりあえず話をそらす



「…………………まさか」


キルアが何か感づいたらしい
もしやキルアの知り合い？
はたまた生き別れた双子の(以下略)



「ヒソカ！？」



ゴンが思わず叫んだ。


うん？私の耳が遠いいのかな？
あちらはクロロルシルフルさんでして

ん？なんだっけ？
変体奇術師ピエロ？



「ん？」




「ぎいぃぃいいぃぃやああぁぁぁああぁ

こぉっちみぃぃいたああぁぁぁあｯｯ!!!!」




え？今の心境？



うん、
帰りたい＿＿＿＿＿＿切実に＿＿




〜〜〜
2019.4.28

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