【Ｈ×Ｈ】体力の無い私が家出しただけなのになぜかハンターに！？８

336話ワタシ×ノ×ノウリョク ページ45

「堅ができるか……

ならば死ぬことはない…
辺りどころが良ければな！」


レイザーにボールを奪われてしまった
ゴンとキルアは堅で体を覆った…………

まさかあの殺人魔球を
堅で受け止めようって言うんじゃ
ないだろうか？


ツェヅゲラさんがぶっとばされたの
見てなかったの？？絶対無事じゃすまないよ


二人の安否が心配で不安な
私は慌てふためく。



「いくぞ………ゴン！」


くる！？


「こい！！！」

ゴンは額に手を構え「硬」と叫んだ




「ゴン！？」

私はゴンに向け、手をつきだし叫んだ。



ゴンはおもっきり壁の方に
ぶっとばされた

「ゴン！！」

キルアが叫び、ゴンに駆け寄る
私もキルアに続いて駆け寄った


「だ、ただだた、大丈夫！！ゴン！！」


「うん………なんとか、」


壁に打ち付けられたゴンは
頭を抑えながらムクリと起き上がる


「あれ、」

ふとゴンの背中に敷かれている
なにかに目を向ける


そして、辺りには先程の
囚人二人が倒れ込んでいた………え？どゆこと？




「や、やべぇ………」

「だからここを通るのは嫌だったんだ」


囚人の二人は起き上がると
顔を真っ青にしてなにかぼやきながら
そそくさと退場

そして、体育館マットを残して。



「ちょ！ほんとに大丈夫なの！？」


「ぜんっっぜん大丈夫！！」

ビスケの問いに元気よく返事
そんなゴンに対してホッ胸を撫で下ろす





「ありがとな………」

私に目を向け、ボソリと
お礼を言うキルアに私は思わず
挙動不審になる。


「な、ななななに、なにが！？」


「お前の能力だろ」


へ？



なぜバレた？



「あのままだったら確実に
ゴンは頭を打ち付けてた…………」



「あ、うん………いや、一応私がやった……のかな？

未だに未完成だから……私の能力って
実感ないんだけどね……ゴンが無事なら

たまたまでもなんでもよかったけど、」



にへら……と気が抜けたように
キルアに笑いかける私。


するとキルアもいつもとは違う、
大人びた笑顔を私に向け、頭を撫でられた





「キルア………大丈夫？」




「はっ？」




「毒キノコでも拾い食いしてない？？」

そんなことを口にすると
なぜかキルアに殴られた

あ、いつもの生意気なキルアだ






「なにやってんのあんた達
さっさと自分のポジションに戻るわさ！」


いつの間にかゴンの手当てが済み、
試合を続行するらしい





2021.5.25


だれかコメントくるぇぇッ！！

応援コメとかキャラの好きなとことか

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