10話タケウマ×カラ×ラッカ ページ10
パシャンと
水溜まりに足を
踏み入れる音があちこちから響く
霧の中をひたすら走る受験者達
さっきまで雨でも降っていたのか
当たり一面水溜まりが出来ていて
走る度に泥しぶきが跳ねまくる
えっ？私はローラーシューズかって？
いくら万能ローラーシューズでも
さすがに泥の上では走らないよ
今しがた…ちょうどいい
長さの竹を２つほど発見したのさ！
おそらく180センチはあると思われる
それをたまたま落ちていた木の板2枚と
組み合わせて………
あーらふしぎ…竹馬の完成である
丈夫かどうかはさておき……
私ってついてるな〜
「よっこいせっ」
近くに佇む木を使ってうまいこと
竹馬に乗ることに成功した
昔からバランス感覚なら誰にも
負けない自信がある
少し離れたところで微かに見える
ゴンの背中めがけ竹馬であるき出した
「な、なんだ、」
「反則じゃねぇか！？」
ほっほっほっ、なんとでも言うがいい
モブ共よ〜
今の私は誰にも止められないのさぁ
「ゴン……もっと前に行こう」
「うん！試験官を見失うといけないもんね」
キルアは誘導するように
ゴンに呼び掛ける
「それもあるけど………ヒソカから
離れた方がいい……あいつのそばに
いるとヤバイぜ」
なにぃ！！ヒソカが近くに！？
私も急いで離れなければ！
ゴンとキルアは走るペースを上げる
「いや、ちょっと待ってよ！
これじゃ走れないんだって
ぐぅわっ……ちょっ！揺らさないで〜」
みんなが私の乗っている
竹馬にぶつかる
「ぎょわｯ！？……へぶしｯｯ」
竹馬から振り落とされて
顔面から地面に激突
は、はなの骨折れてないかな？
「ｯｯ！？」
「や、やぁこんちばんは〜ゴンの友達諸君」
私が上から降って来たもんだから
驚き身構える二人
クラピカは木刀を構えていた
「ちょ、待った待った！敵じゃ無いから！
えっと、おっさ……じゃなくてお兄さんの
レオリオとクラオピア……だったっけ？」
「クラピカだ！……クラオピアって
なんだ！」
鋭いツッコミどうもありがとう
「あ、私は先ほどゴンとキルアの友達に
任命されましたAです
そこんとこ〜〜よ・ろ・し・く」
「…………」
自己紹介をするも…なんなんだこいつ……
と言わんばかりの白い目を向けられる
え、なんで？
「いや、何か反応してよ！」
「クックックッ」
あ、何かうけてくれてる人が！
私のボケにもついに時代がきたか
私は喜びの顔で後ろを振り返る
「ふぎょえｯｯ！？」
11話ダッシュ×デ×ゼンシン→←９話トランプ×ガ×テイチャク
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miwa - YouTubeの家はんをみてこちらにきました！面白いです！ (2022年2月14日 12時) (
レス) id: 7730c8acb7 (このIDを非表示/違反報告)
星空(プロフ) - 感動シーンなのにWWWお、WおじポックルWWWW (2021年12月8日 0時) (レス) @page49 id: 6329fbc5cb (このIDを非表示/違反報告)
ウカザメ - めっちゃ面白いwwwこういうの好きやわwww (2021年11月1日 12時) (レス) @page5 id: 821a2adb03 (このIDを非表示/違反報告)
水野 翠 - おじポックルｗｗいつ読んでも笑っちゃいます!こういう主人公好きです! (2017年8月16日 13時) (レス) id: 7371dfda5a (このIDを非表示/違反報告)
水野 翠 - とっても面白いです!!ギャグ､めっちゃ笑っちゃいます! (2017年8月16日 13時) (レス) id: 7371dfda5a (このIDを非表示/違反報告)
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