【Ｈ×Ｈ】体力の無い私が家出しただけなのになぜかハンターに！？１

18話セキニンシャ×ト×トラブル ページ18

あざ笑う…って………
私ってどんなキャラなの！

「ひ、ひゃい！………やります」

クラピカってこんなキャラだっけ？
怖い笑顔に負けました


クラピカに言われたので
仕方なく豚を丸焼きにす……あ、やべっ
焦げちゃった

とりあえず野菜を添えて証拠隠滅


「あいよ〜豚いっちょ〜」

私は豚の料理をメンチさんの前に出す
メンチさんの前に出すなんて恐れ多いいわ
ちびりそう

「全然なってな…i」

「食材に……感謝を込めてぇ？」


「！？…い、いただきます」


メンチさんの言葉を遮って
そういうとメンチさんは素直に
私の料理と言う名の料理を口にした



「なにｯ！？」

そんなメンチさんを見て
あり得ない……と驚くクラピカ


いかにも焦げてて苦みのありそうな
私の豚料理を口に入れた


「なんてもん食わせんじゃあぁｯｯ!!!」

やっぱり放り投げられた
なにさ、なにさ期待させといて


「さっきのやつもあんたも
４０３番と同じね」


４０３番と同じ………マジか


「４０３番と同じ…………」

クラピカは今のメンチさんの一言で
心が傷ついたらしい
私もガラスのハートにヒビが入った。


「もうお腹いっぱ〜〜い」

「はい、私もお腹いっぱい……
ってことで合格者０人２次試験
しゅーりょー！」

そんなことを口にするメンチさん
え？そんなのあり？


「えっ？えっ？えっ？
どうなってんの？」

試験終了ってことははるばる
ホームレスの仲間入りってか？

他の受験者もざわつきはじめる


『それにしても合格者０人は
ちょいと厳しすぎやせんか』


どこからか飛んできた声に
みんな一斉に上を見上げる

上には飛行船？のようなもんが
とんでいた

「あれは、ハンター協会のマーク！」


えっ？そなの？
って言うかハンター協会ってなに？

モブの一言にはてなを浮かべる私



「どわっ!!」

いきなりなにかが私の目の前に勢いよく
降ってきた……と言うか落ちてきた

驚いた私は口をあんぐり開き
絶句して尻餅をついた


危うく下敷きになるところだった
内心バクバク心臓がうるさい


「けほっ…」

砂ぼこりが舞う中
下駄で歩くような音が聞こえた…

そこから出てきたのは

まさにホームレスのボスのような
おじいちゃんだった

「誰だ、あのじいさん」

モブがつぶやいた

「審査委員会の責任者であり
ハンター試験の最高責任者……
ネテロ会長よ」

メンチさんは今までの態度とは
打って変わって気を付け！の姿勢で
背筋を伸ばし、会長さんの前に立つ

私達も緊張が走る

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