▼１食 ページ35
ロシアの空港へ着くと、アダム達が出迎えてくれた。
ルパン「お前らも行くのか」
アダム「あぁ。詳しい道は俺らの方が知ってる」
用意された車に乗り込み目的地へと向かう。森を抜け木々の奥を進んでいくとそこには4階建ての真っ白なビルがポツンと建っていた。
窓ひとつない白いビルは、なぜか寒気を感じさせた。
『.....行きましょう』
躊躇いもせず、ポッカリと空いた出入り口のようなところに、入っていく。
ルパン「まるで迷路だな」
中は真っ白な通路が永遠と続いており３つに別れていた。
三組にグループを分け中を探索する。右は、五エ門、ルパン、不二子。真ん中は、アダム、エデン。左は、次元とAだ。
ただただ真っ白な廊下が続き息が詰まりそうな感覚に襲われる。
やっとの事で、鉄の扉へとたどり着いた。
次元「やっとか」
錆び付いた音をさせ扉を開けると予想どうりだっただろうか。
真っ白な部屋だった。部屋には、テーブルに向かい合わせに椅子がありテーブルの上には、エビフライ、豆とベーコンの炒め物、ワイン。
向かいには、チョコレートケーキとオレンジジュースがあった。
どちらも2人の好物だ。Eat me《私を食べて》と皿に書いてあった。
次元「なんでこんなものが...向かいのドアは..クソ開かねぇ...」
ガチャガチャと乱暴にドアノブを回すが、全く動かない。銃で壊すのも難しいだろう。
次元「はぁ...仕方ない。一旦引き返して...っておい!なに食おうとしてんだ!!」
『え?私を食べてって書いてあったので...』
次元「バカ正直に真に受けるな。完全に罠だろ」
『す、すいません...。でも、毒はなかったですよ』
次元「もう食ってたのかよ...」
Aは少々...いや、だいぶ人とズレている。
書いてあるのをそのまま実行したり、依頼だからといってなんでも受け入れたりと...正直、危機感がないことに次元は困っていた。
今回も運が良かっただけで死んでいたかもしれない。
次元「はぁ...いいか?これからはなんでもかんでも受け入れるな。いいな?」
『承知しました...この食事はどうなさいますか?』
次元「食うよ」
席につき2人は黙々と食べ進め完食する。
すると、ガチャりとドアの開く音がした。
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甘喰い(プロフ) - はる猫さん» 改良しました！申し訳ございません！ (2019年2月4日 7時) (
レス) id: 1876c611a8 (このIDを非表示/違反報告)
はる猫(プロフ) - 名前が変換されない(´･ω･ `) (2019年2月4日 0時) (レス) id: 56f5a368ca (このIDを非表示/違反報告)
甘喰い(プロフ) - はる猫さん» コメントありがとうございます！何気ないコメントでも本当に嬉しいです!これからもよろしくお願いします！ (2019年1月29日 17時) (レス) id: 1876c611a8 (このIDを非表示/違反報告)
はる猫(プロフ) - いつも楽しみにしてます (2019年1月29日 17時) (レス) id: 56f5a368ca (このIDを非表示/違反報告)
甘喰い(プロフ) - 霜月さん» ああああありがとうございます!!こんな展開がいいなとかあったらご要望もお願いします! (2019年1月24日 11時) (レス) id: 1876c611a8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：甘喰い | 作成日時：2019年1月5日 17時
