▼5日目 ページ31
城の造りをした旅館へと足を運ぶ。桜の間という宿泊部屋で座敷に座り紹介が入った。
アダム「アダム=レオット。情報屋...まぁ、Aとは幼なじみだよ」
ルパン「俺とは昔の仲間だよな」
アダム「腐れ縁だ。金が貰えるから今も付き合いを続けてるだけだ」
エデン「えっと...エ、エデン=メアリーです...よろしくお願いします。葬儀屋やっててアダムAちゃんとは幼なじみで...その...すいません」
アダム「ハッキリ喋れ」
エデンの頭を軽く小突くアダム。すると、五エ門が申し訳なさそうに頭を下げた。
五エ門「急に斬りかかってすまなかった」
アダム「謝らないでくれ。あんなこと言ったが、俺らにも紛らわしい事はした。じゃあ、俺はここでAこれ」
封筒を投げられ慌ててキャッチする。
アダム「アレだ。アレ。渡しておくからな」
『ありがとうございます』
エデン「じゃあ、また」
と言って部屋を出ていく2人。ルパンがこちらに歩み寄って来た。
ルパン「いつぐらいからの知り合いなんだ?」
『えっと....それが覚えてないんです』
次元「これは?」
『先日渡してもらった資料の続きです。本拠地ではないですが、潜伏先がわかったようです』
ルパン「ふーん....あ、そうだ。寝るとこどうする?」
不二子「は?私達別々でしょ?」
ルパン「いやそれが...手違いで一部屋しか借りれなくて...」
不二子「はぁー!?それって確信犯じゃないでしょうね!!」
ルパン「そんな事するわけないだろ?」
もちろん嘘に決まっている。ルパンが不二子と一緒になりたくてわざと一部屋しか借りなかったのだ。
ルパン「布団も3個しかない。どうする?」
不二子「絶対に確信犯でしょ!」
『ご安心ください。受付に頼めば普通に大丈夫です』
不二子「そよね!そうしましょ」
がっくしと肩を落とすルパン。少し安心したかのようにホッと一息つく次元。
寝ているところでおっぱじめられても困るからだ。
不二子「さっそく受付に行ってみましょ」
『はい』
2人が出ていった後、大きくため息をつくルパン。呆れたように次元が口を開く。
次元「ルパン。不二子とそういう事になるのは他のところでやってくれ」
ルパン「お前だって、美女が隣で寝てくれたらいいだろ?」
次元「あの女はお断りだ」
ルパン「じゃあ、Aちゃんとはどうなんだよ」
次元「それもごめんだな」
タバコを吸い殻に擦り付ける。
火を消しまた新たにタバコを静かに吸った。
部屋にがタバコの匂いが充満している。
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甘喰い(プロフ) - はる猫さん» 改良しました！申し訳ございません！ (2019年2月4日 7時) (
レス) id: 1876c611a8 (このIDを非表示/違反報告)
はる猫(プロフ) - 名前が変換されない(´･ω･ `) (2019年2月4日 0時) (レス) id: 56f5a368ca (このIDを非表示/違反報告)
甘喰い(プロフ) - はる猫さん» コメントありがとうございます！何気ないコメントでも本当に嬉しいです!これからもよろしくお願いします！ (2019年1月29日 17時) (レス) id: 1876c611a8 (このIDを非表示/違反報告)
はる猫(プロフ) - いつも楽しみにしてます (2019年1月29日 17時) (レス) id: 56f5a368ca (このIDを非表示/違反報告)
甘喰い(プロフ) - 霜月さん» ああああありがとうございます!!こんな展開がいいなとかあったらご要望もお願いします! (2019年1月24日 11時) (レス) id: 1876c611a8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：甘喰い | 作成日時：2019年1月5日 17時
