ハンター試験へ！ ページ6
…今なら引き返せる。
私は定食屋の前で固まっていた。
ハンター試験の話しをしていた奴の後を追ったら、
定食屋に入っていった。
暫く見張っていたら
強そうな男達が次から次へと入って行った。
しかも、
最初に後をつけた男達も出てこない。
本当にここが試験会場なのか？
入ろうかオロオロしていると
三白眼の小柄な青年が店に入って行き、
急いで後を追った。
店に入ると、定員のおっさんがさっきの青年に注文を聞いていた。
「ステーキ定食、弱火で」
『あっ！私もー』
とっさに言う。
「はいよっ！奥の部屋にどうぞ！」
青年は私を見て少し驚いていたが、
すぐ奥の方へ歩き出した。
奥の部屋に入ると壁にもたれ込む。
青年も同じように反対の壁にもたれた。
ガゴンッ
部屋が揺れる
きっとエレベーターになっていたんだろう。
「 軽い気持ちならやめときな」
いきなり青年に言われる。
青年は、まだ幼い私を心配してくれているんだ。
『青年は優しいんだねー』
愛想笑いで青年に言う。
青年は少しムッとして私を睨み、
「君の様な子が軽い気持ちでこの試験を受けたら生死が関わる」
『大丈夫だよ、私強いから。』
少し殺気を出して言ったら
青年はビクッと身体を震わせ
俯いた。
『 なんてねっ』
殺気をしまい、
ヘラヘラと笑う。
『心配してくれてありがと〜。でも、本当に大丈夫だから』
私がハンター試験で死ぬ？
冗談でも笑えない
「…そうか、君名前は？」
『A』
ポ「俺はポックル。お互い頑張ろうな」
ポックルがニカって笑い、手を差し出す
さっきの怯えた顔は何処行ったんだ
私は愛想笑いを続けながら手を握り返す
ポックルは顔を赤くしながら手を離す
こんなので照れているのか
まあ、私顔面偏差値上の下だしな(上の上ですw)
エレベーターの扉が開き、
ポックルより先に降りる
降りたらプレートを渡された。
52番か、
もっとキリのいい番号が良かった
けど、これは仕方ない。
私は壁際に座り込み
浅い眠りについた
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リコエア - やうさぎであっています。ややこしくて御免なさい。 (2018年1月29日 14時) (
レス) id: 6a272d33c5 (このIDを非表示/違反報告)
私以外の作者様は全員神様仏様だと思う - やうさぎと読むのですかやとと読むのですか？もし銀魂からとっているなら野兎ではなく夜兎ですよ、偉そうにすいません、間違っていたらすいません (2018年1月28日 10時) (レス) id: ce9256483a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リコエア | 作成日時：2018年1月14日 17時
