絶 ページ30
・
どれくらい歩いただろう
景色は一向に変わらない
「…どこまで続くのよ」
そう呟いた時だった
遠くに人の影が見えたのは
僕の身長より少し高い柵
その柵の唯一の入り口であろう２つの石の柱
そこに人はいた
スーツを着た女の子だ
自分より少し年上だろうか
身長が高い
「出て行きなさい」
芯がある強い声
「あなたがいる場所は私有地よ。断りなく立ち入ることはまかり通らないの」
「…そこをどいてくれない？」
「無理よ。とにかく大目に見るのはそこまでよ。ここを一歩でも越えたら実力で排除します」
実力で排除…か
やるしかない
「何が何でも私はここを通らないといけないの。意地でもここを通る」
【身体狩り】
また、この念は狩をしたまま相手が死んでしまった場合自分の念となる
悪夢語りもこれで手に入れた
正直この念はクロロの真似をしている
だけど、クロロより強く作った
誰にも負けないように、ね
【愚鈍な従者】
苦痛から力を集め魔法のように使う
nameless
「無名」
６つの四角の刃が頭上に現れる
L a
「舞え」
瞬間、断頭台を滑り落ちるかのような速度で刃は飛んだ
指揮者のごとく、腕を激しく、時に繊細に振るう
その指揮に従って刃たちは舞う
常人じゃ避けれないような刃を杖と自身の身体能力で避けたり弾いたり
ただ者では無い事はすぐ分かった
ートッ
しかし、決着はすぐついた
Aは女の子のうなじに手刀を入れた
ばたりと倒れる女の子を支え下ろす
刃に意識がいったとき刃より確実に早いスピードで近づき気絶させた
「ふぅ…で、君はいつまでそこで見てるのかな」
「…いつから気づいてた？」
草をかき分け出て着たのは着物姿の男の子
綺麗な猫目で可愛らしい
「念を使い出す前。絶、上手いね。全然気がつかなかった」
「そう…」
そう言うとすぐ走って行ってしまった
…私の質問には答えてくれないのか
世の中は他所者に厳しいね
続く (更新停止中)
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リコエア - やうさぎであっています。ややこしくて御免なさい。 (2018年1月29日 14時) (
レス) id: 6a272d33c5 (このIDを非表示/違反報告)
私以外の作者様は全員神様仏様だと思う - やうさぎと読むのですかやとと読むのですか？もし銀魂からとっているなら野兎ではなく夜兎ですよ、偉そうにすいません、間違っていたらすいません (2018年1月28日 10時) (レス) id: ce9256483a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リコエア | 作成日時：2018年1月14日 17時
