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はぁー…今日は疲れたし楽しかったしで半々な気分だ。
……。当たり前のことだろうけど魔法は使えないと。まぁ…そうか。使えるのならどれだけの人が今使ってる事か。…皆は今頃どうしているのだろう。1度でもいいから会いたい。
ココ最近その事しか考えることが出来なくなった。もちろん勉強も頑張ってはいるが、内容が入ってこない。
＿＿＿＿＿＿
「条件と言ってもそこまでじゃないさ。前世の彼等の顔と名前、彼女達の顔と名前。それぞれを忘れなければならない。ただそれだけさ」
＿＿
…… いいよ。
＿＿＿＿＿＿
『あーあ。なんであんな約束したんだろ…』
もしあの時『いいよ』とは言わずに別の事を言っていたら思い出さずに済んだのかな…。
いやいや。思い出したいって思ったのは自分じゃないか。だったら思い出すまで足掻いて見せよう。もう…あの時の僕じゃないんだと。
だが、先ずは思い出すことを最優先しなければならない。ではないと話にならないから。
『…やべ。上せるこれ』
お湯を出た私は風呂場を後にした。
出たと同時に目の前に人が立っていた。また知らない人が家に上がっていたのだ。お兄何人来るか言って欲しかった。
「…」
『…』
早く自室に戻ろうとしたがこのままじゃここから離れることが出来ない。凄く見つめられ足が動かない。
「…A…？」
『そ…うですけど何…か』
「…んゃ、何もないよー」
そう一言告げ男の人はリビングの方に歩いて行った。何だったのだろうか…さっきの人は。と言うかあの人も顔に紙貼ってた。
…誰と一緒だったっけ。まぁいいや。
私は考える事を諦めて自室に戻った。
戻った後はサッと髪を乾かして机に向かう。…机に向かう度に大量の資料をやっていたなぁと思い出す。でもやはり顔と名前はわからない。何故ここまで私は記憶を思い出すことが出来ないのだ？
自分の死と何か関係があったりするのか…？
…まただ。またこの事を考えて勉強が進まない。なんで思い出せない。何に引っかかってるんだ？「僕」は思い出したいのに「私」が拒んでいるの？
分からない。もう何もかもが分からない。頭がごちゃごちゃしてどうにも出来ない。
これ以上考えても分からないまま。だったらもう寝よう。
私はそう考え、ベットに潜った。入ってから眠気が私を襲いかかった。
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しらなぎ - お待ちしてました!楽しみにしてます!! (2021年7月8日 23時) (
レス) id: 2e78c090b5 (このIDを非表示/違反報告)
鈴蘭 - 青色さん» そうだったんですね！私前のお話好きだったんですよ♪(´`*)更新頑張ってください！ (2020年6月5日 18時) (レス) id: 3d3868e963 (このIDを非表示/違反報告)
青色(プロフ) - そうです！諸事情により続きとして書けなかったので改めて書きました´ω` )/ (2020年6月2日 19時) (レス) id: ec309c38a5 (このIDを非表示/違反報告)
鈴蘭 - これってもしかして【元 無能な彼女は有能に戻りました】の転生したお話ですか…?! (2020年5月29日 19時) (レス) id: 3d3868e963 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：青色 | 作成日時：2020年3月19日 19時
