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静かな森の中に剣と刀が擦り合う音が響く。
sha「くっそ……」
この前……と言ってもだいぶ前だが、その時より格段に腕は上がっていた。
私のスピードにも追いつけていたし。久しぶりなのに着いてこれるのは凄いや。
sha「集中しろや!」
『してるしてる!シャオさん腕あがったなーって』
sha「当たり前やろが!あん時はお前が憧れで頑張ってたんやぞ!」
『あら。嬉しい事言ってくれる……やん!』
sha「お前……こそ!まだ本気出してへんのやないんか?」
『えー?だって出したらすぐ終わってまうで?』
sha「これなんのための手合わせかわからんわ」
『ww分かった分かった。出すよ』
私はローブの下からもう1本の刀を出して今度は私から突っ込み、シャオさんに刀を振りかざす。
sha「うわっ!あっぶねー!」
『あれれー?シャオさんこそ集中出来てへんのやないでっか?』
sha「うるせー!」
暫く剣と刀の擦り合う音が聞こえる。
さて。お遊びらここまでにして。もう8時っしょ。シャオさんは朝ごはんだから終わらそー。
私はシャオさんを上に飛ばすように自分から仕掛け、
上に飛んだと同時に、瞬間移動でシャオさんの後ろに回り、刀の持ち手で打ちのめすと真っ逆さまに落ちてった。
sha「グハッ……え?クッション……?」
驚いている時に首元に刀を突きつける。
『はい。チェックメイト』
sha「……うわぁーまた負けたぁー!俺いつんなったら勝てんのぉ?」
『と言うより朝ごはん。遅れると怖いんじゃなかったの?』
sha「え?今何時?」
『7時57分』
sha「うわぁぁぁぁ!トン氏に怒られるぅ!」
『ちょっとじっとしてて』
sha「ん?なn」
シュン
よし。これでシャオさんは怒られずに済むわ。
瞬間移動で、食堂近くまで飛ばした。
高さの保証はしないけど。
……さて。私は場内に戻ったところでだし。久しぶりに街行ってみよっと。
服を青のパーカーに黒のミニスカ。タイツと靴は同じ。髪型は……いつも通りでいいや。
ローブは隠してっと。
さー。レッツゴー。
____________
街も変わったなぁー。ココ最近出てきてなかったし。
「あぁ。Aちゃん。どうだい?お仕事は上手くいってるかい?」
『いってるよ。おばさんこそ。体調大丈夫?この前倒れたって聞いたけど。』
「大丈夫さー。貧血で倒れただけさ。」
『気いつけなよ?』
「わかっちょるわかっちょる。」
やっぱここは落ち着けるわ。
生まれた街でもあるからかなぁ。
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青色(プロフ) - コメントありがとうございます(´˘`*)はい!期待に答えられるように頑張ります! (2020年1月8日 21時) (レス) id: 6c7e99b3e1 (このIDを非表示/違反報告)
ぐー - やばい…自分語りになるんですけど、途中で泣きました…この作品が神すぎなのと、私が涙脆いならですかね…更新は少しずつゆっくりでいいので、続けて貰えたら嬉しいです!これからも頑張ってください! (2020年1月6日 21時) (レス) id: 0cbe7ccea4 (このIDを非表示/違反報告)
青いおばけ(プロフ) - コメント有難うございます!まだまだ更新していきますので待っていてください! (2019年12月20日 17時) (レス) id: 6c7e99b3e1 (このIDを非表示/違反報告)
みかんの皮 - これってまだ更新しますか?!すごく楽しみなので!!作ってもらえるどホンッッッッットに嬉しいんですが、作らなくでもいいんですが、、、まぁ、できれば作ってもらえるとまじで嬉しいです! (2019年12月20日 8時) (レス) id: b2f70beae4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:青色 | 作成日時:2019年10月14日 12時