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朝の4時ぐらいだろうか。いつもより早く起きてしまった。
……そうだ。昨日のストラップをどこに付けるか考えようかな。
……どこがいいかなぁ。自分の見える所に置いておきたいな……かと言って部屋に飾っておくのもなぁー……あ。そうだ。刀に付けとこ。
たしか付けれるところが……あった。
これだったら自分からも見えるし、ずっと持ってられるしで、一石二鳥だ。
決めたとしてもまだ4時半……久し振りに屋根にでも行ってみようかな。
いつもの服装にローブを着て窓から屋根に登る。
ローブを着ていても肌寒いのが分かる。
『……寒いなぁ。……秋ももう終わりか……』
「な。寂しいな」
『シャオさんか。 珍しいね、こんな早起きとは』
sha「失礼な。これでも早起き出来てるわ」
『……で?どうしたの?』
sha「……トントンが部屋に来たんやってな」
エミさぁんシャオさんに言っちゃったんですかぁー?
『まぁね。でも大丈夫だったよ』
sha「嘘つけ。怖いとか思っとったんとちゃうん?」
ギクリ
あれれー?シャオさんエスパーですか?
何?何時人の心が読めるようにでもなったの?
sha「顔見ればわかるわそんなん」
『あれ。ガチめのエスパーですか?先輩』
sha「はぁ?何の話やねんw」
『wwww』
sha「はぁ。……なぁーA」
『何?』
sha「手合わせ願いたいねんけど」
『良いけど……訓練場じゃない場所でね』
sha「わかっとる分かっとる」
ほんとに分かってんのかなぁ。
危なかった時あったからね?タイミングよくゾムが来たことあって無能のフリしてたんだからな?
そう話していたらもう5時半だ。
そんなに話してなかったと思うのにもう1時間がすぎてた。時間が過ぎるのって早いね。
黙ってシャオさんの後を続いていると開けた所に出た。……森の中っぽい
sha「どうや?ここやったら思う存分動けると思うねんけど?城からは結構離れとるし来るヤツおらんやろな」
『え。来て貰ったら困るんだが?』
sha「まぁそんときはどんまい」
『そこは保証するからなりなんなり言って欲しいんだけどなぁ』
sha「だいじょぶっしょ」
適当な。
でもシャオさんこんなとこ知ってたんだ。
もっと早く教えて欲しい。何て心の片隅で思ってしまった。
sha「さぁ。そろそろ手合わせ願おか」
『いいよ。さーて。今回の条件は?』
sha「無しや!本気でこいや!」
戦いとなるとめっちゃイキイキするシャオさん嫌いやないで。
『分かった。じゃあ本気で行くから覚悟しな』
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青色(プロフ) - コメントありがとうございます(´˘`*)はい!期待に答えられるように頑張ります! (2020年1月8日 21時) (レス) id: 6c7e99b3e1 (このIDを非表示/違反報告)
ぐー - やばい…自分語りになるんですけど、途中で泣きました…この作品が神すぎなのと、私が涙脆いならですかね…更新は少しずつゆっくりでいいので、続けて貰えたら嬉しいです!これからも頑張ってください! (2020年1月6日 21時) (レス) id: 0cbe7ccea4 (このIDを非表示/違反報告)
青いおばけ(プロフ) - コメント有難うございます!まだまだ更新していきますので待っていてください! (2019年12月20日 17時) (レス) id: 6c7e99b3e1 (このIDを非表示/違反報告)
みかんの皮 - これってまだ更新しますか?!すごく楽しみなので!!作ってもらえるどホンッッッッットに嬉しいんですが、作らなくでもいいんですが、、、まぁ、できれば作ってもらえるとまじで嬉しいです! (2019年12月20日 8時) (レス) id: b2f70beae4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:青色 | 作成日時:2019年10月14日 12時