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……。また今日が始まった。
そう思うのも慣れた。

真っ白のカッターシャツを着て、その上に茶色より薄目のベストでいいのかな。それを着て、茶のタイツ。
焦げ茶のミニスカ。首元には緑のネクタイとペンダント。膝下まである黒ブーツを履いてその上からフード付きのローブを着る。
これでいつもの格好だ。

自室を出る際はフードを深く被ってから出る。
私の素顔を知るものはエミさんだけ。

だから、エミさんとだけいる時はフードを外す。

私は渋々食堂に足を進める。

扉を開ければ、幹部たちが1箇所に固まってる。
何故かって。
理由は月渚が居るから。あの子が来てからというものみんなは私を無能呼ばわりする。

これも全てあの子のせいだ。
私はあの子に命令された。逆らえば……仲間を殺すって言われて逆らえるはずも無く。私は従うしかなかった。

そしてこのザマだ。

ドン!

『っ……』

kn「あー。すまんすまん。無能がおるとは知らんかってんよー」

いつもの事だ。
私はすぐに立ち上がり、コネさんの横を通る。

通り過ぎた時にシャオさんと出会った。

sha「なーんや。お前か」

これもシャオさんなりの演技だ。
私は無言で通り過ぎ、私だけしか知らない扉に入る。
その先は小さな部屋。私専用の部屋。

この部屋は魔法で少し内装をいじらせてもらった。
こうでもしないと入ってくる人達がいるから。

あ。勿論私しか入れない。エミさんとかはまた別だけど。


私は朝食を取らずにずっとここにいる。
みんなが居なくなれば、らんらんが作って持ってきてくれる。

……。ゾムさんが来た。

私は魔法で扉を消した。入ってこれないように。

足音が通り過ぎて言ったので、安堵した。
一応扉は消しておこう。いつ誰が通るか分からないから。


大きな窓辺の椅子にしばらく腰掛けていると声がした。
らんらんと……えみさんか。
他には居なさそうなので、魔法を解除し、入ってきてもらう。

em「失礼します〜」

ht「入るよー。うわぁーすげぇ。こんなとこあったんだね」

『私が作った』

em「しかも窓から外が見えますね。ここならこれも合いそうですね」

と言って出していたものは紅茶だった。

ht「エミさんがそれ出すんだったらこれも会いそう。」

と言ってショートケーキを背中から出した。

『そうだね。3人で食べようか』

と言って各々動き出した。
私も手伝おうとしたが大丈夫と言われ、座ったままだ。




何年ぶりだろうか。
2人以上でお茶をするのは。

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青色(プロフ) - コメントありがとうございます(´˘`*)はい!期待に答えられるように頑張ります! (2020年1月8日 21時) (レス) id: 6c7e99b3e1 (このIDを非表示/違反報告)
ぐー - やばい…自分語りになるんですけど、途中で泣きました…この作品が神すぎなのと、私が涙脆いならですかね…更新は少しずつゆっくりでいいので、続けて貰えたら嬉しいです!これからも頑張ってください! (2020年1月6日 21時) (レス) id: 0cbe7ccea4 (このIDを非表示/違反報告)
青いおばけ(プロフ) - コメント有難うございます!まだまだ更新していきますので待っていてください! (2019年12月20日 17時) (レス) id: 6c7e99b3e1 (このIDを非表示/違反報告)
みかんの皮 - これってまだ更新しますか?!すごく楽しみなので!!作ってもらえるどホンッッッッットに嬉しいんですが、作らなくでもいいんですが、、、まぁ、できれば作ってもらえるとまじで嬉しいです! (2019年12月20日 8時) (レス) id: b2f70beae4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:青色 | 作成日時:2019年10月14日 12時

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