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「知ってるわ!お前は無茶しすぎだし、誰にも頼ろうとしないし、自分が苦しいのに1人で全部抱え込んで……!どれだけ俺が……俺らが心配してるかなんて知らないくせに!

一丁前に気張って、
誤魔化して、
嘘の笑顔作って……俺らが気付かないとでも思った?」

『何の話?私はノワール様の幹部。貴方とは仲間になった覚えはない』

「お前は今どこにいるねん。お前のいる場所はここじゃないこと分かっとるんちゃうん?」

『…うるさい……』

そういった彼女の刀は俺の首元に当たっていた。
俺は…もう死ぬのか……。

『…ばいばい。誰か知らない人』

あぁ。死ぬ前に彼女に言いたかった。
助けることができなくてごめんと。
俺は静かに目を閉じた。

だけど俺は確信していた。彼女は……分かってると。


しばらく待っていても痛みは来ない。
そっと目を開けてみると刀は先程と変わらない位置だった。

『エ……ミさ……』

ほら。
貴方は俺を殺したりするはずないって信じていたから。
先程より彼女の顔が見えるくらいにフードが上がっている。
彼女の目には沢山の涙が溢れていた。
風が吹いたと同時にフードが取れ、俺と同じクリーム色の髪が顔を出し、光に照らされているせいか瞳も、涙も、その姿も輝かしく見えた。

あぁ。何て美しいんだろう。
俺はふわりと頬を緩ませて彼女に微笑みながらこう言った。

「お帰りなさい。Aさん」

『ごめんなさい……!ごめ…なさ……!』

「大丈夫です。Aさんは悪くなんてありませんので謝らないでください。」

『だけど私…!シャオさんに…酷いことを…!』

「俺が…何ー?」

と言って声が聞こえる方を振り向けば瓦礫からムクリと顔を出したシャオロンさん。
フラフラになりながらも壁に手をついて何とか立っていた。

『シャオさん!』

俺らはシャオロンさんの元に走っていく。

sha「痛てぇ…」

『ごめん…シャオさん…』

sha「いや……大丈夫。それより、何か全部手加減してたよな」

そうなんだ。
俺からすれば全部が全部本気にしか見えなかったけど。

『それに関しては私もよく分からない』

sha「まぁ〜洗脳されてたしなぁ……何なら俺Aの顔初めて見た。可愛ええ顔してるねんな」

『エミさんにしか明かしてないもん。可愛いは余計』

sha「てかこのまま戻ってったらヤバいと思うねんけど」

3人で頭を回転させながら考えた。
すると彼女がとある提案をしてきた。




またなにか企んでそうな気ぃするなぁ。

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青色(プロフ) - コメントありがとうございます(´˘`*)はい!期待に答えられるように頑張ります! (2020年1月8日 21時) (レス) id: 6c7e99b3e1 (このIDを非表示/違反報告)
ぐー - やばい…自分語りになるんですけど、途中で泣きました…この作品が神すぎなのと、私が涙脆いならですかね…更新は少しずつゆっくりでいいので、続けて貰えたら嬉しいです!これからも頑張ってください! (2020年1月6日 21時) (レス) id: 0cbe7ccea4 (このIDを非表示/違反報告)
青いおばけ(プロフ) - コメント有難うございます!まだまだ更新していきますので待っていてください! (2019年12月20日 17時) (レス) id: 6c7e99b3e1 (このIDを非表示/違反報告)
みかんの皮 - これってまだ更新しますか?!すごく楽しみなので!!作ってもらえるどホンッッッッットに嬉しいんですが、作らなくでもいいんですが、、、まぁ、できれば作ってもらえるとまじで嬉しいです! (2019年12月20日 8時) (レス) id: b2f70beae4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:青色 | 作成日時:2019年10月14日 12時

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