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エーミール side____

バァン

「?!」

急に大きな音が出たので慌てて音が出たところに向かうと、チーノさんが息が途絶えながらも俺のところに来て両腕をがっしり掴む。

「…えっと〜……チーノさん?」

chi「ぜぇ……ぜぇ……せ…先輩が…」

「!Aさんがどうしたんですか!」

chi「これ…」

「受け取りましたから、取り敢えずこちらへ」

取り敢えず近くの椅子に座らせて、水を出す。
Aさんの部屋は建物の2階の1番端っこ。そこから全力ダッシュで長い廊下を曲った突き当たりの階段を駆け上がって4階のここにきたんでしょう。
相当な息切れをしていた。

「落ち着きましたか?」

chi「すまんな、エミさん。……で僕が言いたいことはその手紙に全部書いてあんねや」

「この手紙にですか?」

俺は恐れながらもその手紙を読んだ。
……?最後のところ…これはチーノくんも呼んでたんかな。

「チーノさん。これ……知ってましたか?」

chi「?どれの事?」

「あの〜……この最後の文」

chi「何これ。僕知らんで?」

「じゃあちょっと読んでみますね。

あとエミさん。もし、グルッペンさんが貿易の1部が減る方を選んだら、T国に宣戦布告するように伝えて欲しい。

とこのことです」

chi「多分やけど、エミさんが見やへんかったら出てこうへんように細工してたんかもな」

「隠れ文字みたいな感じでしょうか」

chi「ぽい」

……取り敢えず、今ここで話しててもダメなので、グルッペンさん達にに行かないと……

「チーノさん行きますよ」

____________


gr「ふむ…成程な」

tn「この…仲間の命って?」

「確証は無いですが、我々幹部の命かと」

os「どうするんや?」

gr「もしだゾ?あの無能の命だとすればどうする?」

ut「僕やったら切り捨てるね」

地味にひどいこと言いましたね今。

gr「だが、無能だからと言って、切り捨てたくは無い。『仮』にも仲間だからな」

Aさん。仮にもですが、ちゃんと仲間として認められていますよ…!

sha「やったら……選択肢は1つやない?」

chi「1部の貿易を減らす……ですね?」

gr「だな」

tn「グルさんの事やから、宣戦布告やろうけど…何処に?」

「T国…」

zm「!?1番仲いい所に?!」

syp「ですけど、この手紙にも書いてあるんで間違いないっすけどね…」

こんな事言うのもなんですが、この人達に頼めばろくな事が無いから俺が改めて言う。

「これは全て私にやらせてください」

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青色(プロフ) - コメントありがとうございます(´˘`*)はい!期待に答えられるように頑張ります! (2020年1月8日 21時) (レス) id: 6c7e99b3e1 (このIDを非表示/違反報告)
ぐー - やばい…自分語りになるんですけど、途中で泣きました…この作品が神すぎなのと、私が涙脆いならですかね…更新は少しずつゆっくりでいいので、続けて貰えたら嬉しいです!これからも頑張ってください! (2020年1月6日 21時) (レス) id: 0cbe7ccea4 (このIDを非表示/違反報告)
青いおばけ(プロフ) - コメント有難うございます!まだまだ更新していきますので待っていてください! (2019年12月20日 17時) (レス) id: 6c7e99b3e1 (このIDを非表示/違反報告)
みかんの皮 - これってまだ更新しますか?!すごく楽しみなので!!作ってもらえるどホンッッッッットに嬉しいんですが、作らなくでもいいんですが、、、まぁ、できれば作ってもらえるとまじで嬉しいです! (2019年12月20日 8時) (レス) id: b2f70beae4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:青色 | 作成日時:2019年10月14日 12時

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