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[……っと……何の用なのかしら?]
『そっちこそ。僕の部屋になんのようなのかな』
[あら。あなたの部屋だったのねぇ。……そう……じゃぁこれからはあなたの部屋じゃなくなるから]
『そう……まぁ?こっちだって譲る気なんてサラサラないんだからね?』
[そう〜……だったら力ずくで貰うからね?覚悟しな]
まぁ。この結果はもう既に見えてるんだけどね。
残念だけど、あんたが勝つようなことはそうそう無いから。
奴は色々な魔法を放ってきた。まぁサラリとかわしていくんだけどね。
こんな雑魚な魔法に当たるわけないでしょ。
動きも単純だし戦いにもならない。
『あれー?wお前の本気はそんだけなのねぇwザッコいこって。』
[っ!……クソ!]
部屋から出ようとあいつはドアノブに手をかける。が、開ければまたドア。また開ければドアの繰り返し。
こいつ馬鹿かな。
『あんた馬鹿だな。この僕がお前のこと逃がすとでも思っていたの?』
[や……やめ……]
『はいー?なーんてぇー?声がちっちゃくてよう聞こえんわぁー』
[やめろって……言ってんだよ!]
と言って隠し持っていたナイフが飛んできた。
僕は咄嗟によけ、あいつを見たら、解除魔法を唱えていた。
……ほんとにこいつ馬鹿だな。
何度も唱えても解けないドア。
当たり前だ。僕にしか解けない魔法なんだからねぇ。
[何……で……!]
『はぁ。まだわかんないの?お前みたいな雑魚魔女が解除できるわけないでしょ』
[っ……クソ!]
と言って消えていった。
まぁそこまで分かってたからなぁ。あー……やっと終わったぁー。あの魔法結構な魔力使うから疲れるんだよなぁ……
ドスッと音を立てて座る。
『はぁ……もう嫌だなぁ……』
バァン!
『??!!?』
sha「ぜぇ……ぜぇ……A!」
『おっ……シャオさん……ど…どした?』
sha「1人で……何危ないことしてんねんや!」
『ご……ごめんなさい……』
sha「お前は強いから心配せんでもええかもやけどさぁ。こっちは心配なんやぞ!」
『強いって思ってたら心配せんでも……』
sha「そこ気にすんなよ」
『ははっ笑』
sha「はぁ……マジであいつは危険人物やなぁ……」
『洗脳とかされないように気をつけときなよ?』
sha「はいはーい」
『シャオさん!』
と言って私は抱きついた。
sha「うぉぅどうした?」
私はちょっとした暗示をかけ、離れる。
『心配てくれてありがとう』
顔は見えなくても声で伝わればいいか。
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青色(プロフ) - コメントありがとうございます(´˘`*)はい!期待に答えられるように頑張ります! (2020年1月8日 21時) (レス) id: 6c7e99b3e1 (このIDを非表示/違反報告)
ぐー - やばい…自分語りになるんですけど、途中で泣きました…この作品が神すぎなのと、私が涙脆いならですかね…更新は少しずつゆっくりでいいので、続けて貰えたら嬉しいです!これからも頑張ってください! (2020年1月6日 21時) (レス) id: 0cbe7ccea4 (このIDを非表示/違反報告)
青いおばけ(プロフ) - コメント有難うございます!まだまだ更新していきますので待っていてください! (2019年12月20日 17時) (レス) id: 6c7e99b3e1 (このIDを非表示/違反報告)
みかんの皮 - これってまだ更新しますか?!すごく楽しみなので!!作ってもらえるどホンッッッッットに嬉しいんですが、作らなくでもいいんですが、、、まぁ、できれば作ってもらえるとまじで嬉しいです! (2019年12月20日 8時) (レス) id: b2f70beae4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:青色 | 作成日時:2019年10月14日 12時