検索窓
今日:10 hit、昨日:15 hit、合計:172,447 hit

10 ページ11

ゲッソリしながら部屋に戻るともうエミさんが居た。
私はしばらく頭の上にハテナが浮かぶ。

em「もう忘れたんですか?言ったじゃないですか。顔。見せてもらえるんでしょう?」

……あぁぁぁぁ!
忘れていたぁ!しんぺいさんのやっと終わったと思ってたのにぃ!エミさんのこと忘れてた!(失礼

em「どうしてそこまでして見られたくないんですか?」

『……色々』

em「綺麗だと思うんですがね……」

『ほ……ほら。私って顔が見えない方がいいでしょ?』

em「そんな事ないですよ。私は顔が見ていたいです。」

私は渋々フードをおろす。
人に顔を見せるのはあまり好きじゃないのに。

em「やっぱり、見せてと言わないと見せてくれないんですね。」

『……理由分かってるくせにー』

em「あはは……ごめんなさい」

これでやっと終わった……
ホッと内心安堵していたらエミさんに頭をポンと撫でられた……と言うより、叩かれた?

em「何かあったらすぐに呼んで下さいね。いつでも飛んできますから」

『飛んでこられたらある意味すごいよ?』

em「そっちの飛ぶじゃないです」

『ww』

em「これはシャオロンさんもひとらんらんさん、しんぺいさんも同じことを思ってるはずですよ。」

やっぱり優しい。
でもみんなを巻き込むわけには行かないんだ。エミさんの笑顔。シャオさんの勇気。らんらんの優しさ。しんぺいさんの元気。チーノの笑かし……他にも守りたいものは沢山ある。
だから私は闘うんだ。……月渚に。

根っから調べてやらぁ。あいつの情報を。

そう心に留めておくと、エミさんが手を振って私の部屋を出た。

あ。そうだ。資料明後日までだったような……チャチャッと終わらせて調べに行くか。

椅子に座るとサイドに違和感を感じたので見て見たら、青い蝶のストラップが付いた2本の刀が、椅子に突っかかっていたので、腰から抜いて、壁に立て掛け、もう一度座り、資料を終わらせる。

30分程で資料を終わらせた。
さぁ。
私の情報収集の力を舐めて貰っちゃぁ困るんだな。誰にシバキ回されながら鍛えてきたか。




さぁ。
ここからが本当の戦いだ。







地獄を見せてあげようか。月渚さん

11→←9



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (62 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
132人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

青色(プロフ) - コメントありがとうございます(´˘`*)はい!期待に答えられるように頑張ります! (2020年1月8日 21時) (レス) id: 6c7e99b3e1 (このIDを非表示/違反報告)
ぐー - やばい…自分語りになるんですけど、途中で泣きました…この作品が神すぎなのと、私が涙脆いならですかね…更新は少しずつゆっくりでいいので、続けて貰えたら嬉しいです!これからも頑張ってください! (2020年1月6日 21時) (レス) id: 0cbe7ccea4 (このIDを非表示/違反報告)
青いおばけ(プロフ) - コメント有難うございます!まだまだ更新していきますので待っていてください! (2019年12月20日 17時) (レス) id: 6c7e99b3e1 (このIDを非表示/違反報告)
みかんの皮 - これってまだ更新しますか?!すごく楽しみなので!!作ってもらえるどホンッッッッットに嬉しいんですが、作らなくでもいいんですが、、、まぁ、できれば作ってもらえるとまじで嬉しいです! (2019年12月20日 8時) (レス) id: b2f70beae4 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:青色 | 作成日時:2019年10月14日 12時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。