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クリスチャンルブタンのヒールにマイケル・コースのバッグ。ネイルはディオールの薔薇のような赤色に昨日変えたばかりだ。髪の毛はアイロンで丁寧にストレートにする。下地はポール&ジョーで毛穴をなくしシャネルのファンデで透明感をだす。アイラインはブラックで強めに、チークはブラウン系で大人っぽく。リップはロレアルパリの赤リップでセクシーに。姿見に映るエレガントな自分に満足してなまえは家を出た。「では行って参ります」
メイドに挨拶をして車に乗り込む。広い車のソファーは足をのばしても寛げるほどだ。ウォークマンでTinacheのSuperloveを流す。軽快な曲が車内の空気を明るくしていく。
「ああ、忘れてた」
クロエの香水をデコルテと手首に落とす。
「これで完璧ね!今日もいい日になりそうだわ」
窓から雲中白鶴の佳人が見えた。気品のある顔は楊貴妃にも劣らずとんでもなくオーラがある。端的に言えば女王様のような女だ。
「あ、南ちゃん」
車から下ろして貰うように頼み彼女ー南の元へ駆け寄る。
「南ちゃん、おはよう」
「あら、なまえおはよう。ネイル変えたのね。似合ってるわよ」
「ほんとう?早速気づいてくれて嬉しい、昨日サロンに行ってきたの」
「黒も似合ってたけど赤もよく似合うわ、本当に素敵よ」
「南ちゃんみたいな美女に褒められると照れちゃう、南ちゃんがよければ今度はネイルお揃いにしない?」
「ええ、勿論そうしましょ!」
話しているといつの間にかバス停についていた。
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作者名:ひつじぐも | 作成日時:2019年12月13日 23時