【非公式d!】無自覚ハイスペックは平穏を求める【男主】 (ページ7)

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三話ページ7

食堂を通り、キッチンへと向かう

……本当さ、広いよね。此処(※大人数で暮らしてるから当たり前だが)

トンさんと二人で当たり障りの無い会話をしながら、キッチンの扉を開く

すると何と

？「あ」

sl/tn「「あ」」

見慣れた人物と遭遇

白色の作業服を着、×印のマスクをしてる東洋風の男性が野菜が入った篭を持っている

…………もう分かるだろう。

sl「あ、嗚呼…ランさんか」

(僕的には)貴重な癒し枠。ひとらんらんさんだ

まぁ好んでキッチンに来るの、僕かランさんぐらいしか居ないんだけどね

ht「……おはよ」

sl「おはよう」

tn「お前、こんな朝っぱらから何してんねん」

ht「(家庭菜園で)育ててた野菜、収穫出来たから冷蔵庫に入れようかと…」

sl「だから服に土汚れが付いてたのか」

納得した

sl「今回も一杯獲れて良かったねー」

ht「……うん、良かった……」

sl「……あ、ランさんも紅茶飲む？」

ht「良いの？」

sl「良いよ良いよ。野菜収穫で疲れたでしょ？」
「朝食作るまでまだ時間有るし、三人で飲もう？」

ht「…分かった」

sl「えーと、ティーポットと茶葉は…」

あ、あったあった

sl「トンさーん、其処の棚に有るティーカップ、三つお願いー」

tn「はいよー」
「所でこれ、何処で飲むん？食堂か？」

sl「(スマさんやゾムさん辺りに)バレたらヤバイから、屋外に有るテラスで飲もう」

tn「それもそやな」

ちょっとメタいけど説明しとく

此処、WRギルドには屋外にテラスが有るんだ。其所で月１ぐらい、御茶会をする事が有るよ

僕は親友が来た時以外は殆ど使わないけどね()

*

早めに準備を終わらせ、僕達三人は朝日を見ながら、束の間の休息(ティータイム)を楽しんだ

………何で“束の間”かって？

時が来たら分かるよ…(遠い目)