パワーの源 ｜K.Y ページ9
魁利side
俺たちの仕事場 兼 アジトのビストロ・ジュレ。
そこには毎日たくさんのお客さんが来る。
もちろん、常連だっている。
俺の好きな人。 彼女は常連のうちの1人。
ほら、今日も可愛い声と共に、赤い扉が開く。
「こんにちは〜今日も来ちゃいました！」
「いらっしゃい、Aちゃん。今日はちょっと遅めじゃん？」
時計は午後2時近くをさしていた。
いつもだったら、もう少し早めに来るのに。
「…ずっとそわそわしてたもんな」
「そうそう。Aちゃんのこと、魁利ずーっと待ってたんだよ！ね？」
透真と初美花のやつ、余計なこと言いやがって…後で覚えてろよ！
2人の方を見て睨みをきかせると、初美花は「お〜怖い！」と言い、透真は厨房の方へ向いてどうやら下準備を始めたようだ。
「実は…今日ちょっと欲しかったものがあって…！」
Aちゃんはそう言うと、自分の鞄の中から丁寧に折られた新聞を取り出した。
「なになに〜？」
と俺はAちゃんの向かい側に座って、新聞を見る。
その新聞には、大きな見出しで『ルパンレンジャー、大活躍！』と書いてあった。
「ルパンレンジャーが大活躍！かっこいいよねぇ…魁利くん、知ってる？ルパンレンジャーってね、」
目をキラキラさせたまま、Aちゃんはルパンレンジャー…(まぁ正体は俺たちなんだけど)について熱く語り始めた。
その表情、話し方すべてから、よほどルパンレンジャーの大ファンであることが伺えた。
「でね、ルパンレッドが本当にかっこいいんだよ〜！1回だけ、助けてもらったことがあってね…」
Aちゃんの口から、『ルパンレッド』という単語が発せられた瞬間、透真は俺を見てニヤリと笑った。
「本当にかっこよすぎて、いつも3人からパワーをもらってるの。夜空をバックに華麗にアデューって！！魁利くん！！もうね！！」
「へぇ〜、ルパンレッドかぁ。Aちゃんをそこまで夢中にさせるなんて、結構やるじゃん。」
思わず声に出してしまった。けれど、俺が言っている間に初美花が料理を運んできたので、たぶん聞かれていない…と思う。
「ふふ。これからもずっと応援しようって思ってるんだ。」
そんな風に言われたら、もう
これは大活躍するしかないじゃん？
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
ラッキーパーソン
グットストライカー
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 56人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
れもんちょこ。(プロフ) - 宇佐美葉月さん» ありがとうございます！とても嬉しいです笑 (2018年8月30日 11時) (
レス) id: 03c8263550 (このIDを非表示/違反報告)
宇佐美葉月 - 褒められて伸びるタイプ？褒めまくろう！この作品、最高です！大好きです！頑張ってくださいね！ (2018年8月6日 7時) (レス) id: dc475b5687 (このIDを非表示/違反報告)
れもんちょこ。(プロフ) - 宇佐美葉月さん» 初めまして〜！コメントありがとうございます〜！ 更新頑張ります！笑 (2018年8月3日 20時) (レス) id: 03c8263550 (このIDを非表示/違反報告)
宇佐美葉月 - どのキャラも尊いです！更新頑張ってくださいね！ (2018年8月3日 17時) (レス) id: dc475b5687 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：れもんちょこ。 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/reena1/
作成日時：2018年6月4日 12時
