16人が大好きな女のコ2 (ページ49)

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『どうぞ』

樹「お邪魔します」

本当にずーっとテンション低い樹

でも、わたしだって甘えてもらいたい時あるし

『ねぇ？私とご飯だよ？楽しもうよ』(抱きしめる)

樹「だって、本当に悔しくてっ」泣

『うんうん、』

樹「この日のために頑張ってきて毎日毎日辛いの乗り越えて、ご飯の誘いも全部断って諸事情も全部理解してもらって、」

『でも、それは樹がたっくさん努力してきたから思えることでしょ？』

樹「いやっ、」

『私は甘えて欲しいよ、ちゃんと頼って欲しいよ？
何年の付き合いだよって話だからね本当に』

樹「でも壱馬さんよりは、」

『壱馬は幼稚園から一緒だからもう親友って感じだからなんともないし
でも、樹はお母さん方の付き合いで仲良くなれて
ダンススクールの大会でもよくあってお話してたじゃん、いつもは樹がお兄ちゃんみたいな立場だけど私だって樹に甘えて欲しいし、』

樹「辛いです、憎いです、悔しいです、」

私に初めて言った樹の心の声

何年の付き合いかは忘れたけど

私を変えてくれたのは樹でもあるし