ブレイブ4 part3 ページ22
なんだか申し訳なくなってきた。
イアンが難しい顔をしていると、Aが呼ぶ声が聞こえた。
「そろそろ、ライトアップされる頃じゃないですか? 並びに行きましょう!!」
わあわあ騒いでいるうちに空はもう、少しずつ夕暮れがかっている状態だった。
並んでいるうちに薄暗くなって、自分たちが乗る頃にはライトアップされて、キレイな景色が見られるだろう。
「お、もうそんな時間か。行こうぜ」
クレープを包んでいた紙を捨てて、２人は観覧車のある方向へ歩き出した。
▽
「ノッさん。ちょっと私、気になることがあるの」
スピリットベースにいたアミィが、仕事の書類を整理していたノブハルに声をかけた。
「気になること?」
何だ何だと残りのメンバーも集まる。
相変わらずキングはまだ寝ている。
「うん。最近やたらとバラのタトゥーか何かをいれてる人が多いなぁ。って思うの」
ノッさんの隣でウッチーが首をかしげ、頭の上には「？」がたくさん浮かんでいる。
「た、たとぅーとは何でござるか?」
「刺青(いれずみ)だよ。そんなに頻繁に見かけるの? でもタトゥーをいれてる人ってけっこういるからなぁ」
こういうやつね、ソウジが検索をした画像をウッチーに見せる。
ほうほう、と納得した様子のウッチーは、『ありがとうでござる』と笑顔でソウジにお礼を言った。
「見えない所にいれる人も多いもんね。 で、アミィさん、バラのタトゥーのどこが気になるの?」
それがね……とアミィは続けてこう話す。
「みーんな首すじにあるのよ。同じような…ううん。まるっきり同じって言ってもおかしくないわ。とにかくバラのタトゥーがあるの。
で、一緒にいた友達とか恋人、ましてやお互い知らない人の自分が持っていないものに対して、『うらやましい』って…
それを繰り返すと……」
▽
「お２人様ですね。どうぞ。」
さっきの予想通り、２人が乗る頃にはいい感じの暗さになっている。
そしてお兄さんが笑顔で歓迎してくれていた。
「Aちゃん。どうぞ。レディーファーストだ」
「えへへ、ありがとうございます!!」
Aは先に乗り、イアンも続けて乗った。
「いってらっしゃい!!」
お兄さんがそう言うと、ドアは閉められた。
そしてニヤリと笑い、お兄さんはゾーリ魔の姿になった。
▽
「Why!? どうしてかしら…」
「イアンの奴…何してるんだ?」
ずっと寝ていたキングがこの騒ぎで目を覚ました。
「はー。よく寝た。ん?お前たち、どうしたんだ?」
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーメンバー
キング
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れもんちょこ。(プロフ) - 紗羅さん» 初めまして!! コメントありがとうございます!! 確かにイエローもいいかもです…!! 黄色だとオビラップーしか頭に浮かばなくて。。笑 先に相棒を決めてから色の方が、いいかもしれないですよね…… (2016年5月15日 20時) (
レス) id: e0b81bb17d (このIDを非表示/違反報告)
紗羅(プロフ) - 初めまして！ 主人公の担当カラー、マゼンタは鮮やかですが、イエローがいない分ありだと思います！ シアンもいるんで若干ディケイドっぽいですが(笑) 個人的には大賛成です！相棒とか、名乗りとかまた考えてみますね。 (2016年5月15日 0時) (レス) id: 1c381ff8d7 (このIDを非表示/違反報告)
れもんちょこ。(プロフ) - 莉希さん» すみません、外すのを忘れてました。 指摘ありがとうございます!! (2016年5月12日 23時) (レス) id: e0b81bb17d (このIDを非表示/違反報告)
莉希(プロフ) - 設定がオリジナル作品になっていますよ (2016年5月12日 23時) (レス) id: bc5faab83d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れもんちょこ。 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/reena1/
作成日時：2016年5月12日 23時
