ブレイブ3 part5 ページ19
｢最初は何から乗る?｣
受付でもらってきた遊園地のパンフレットを持ったイアンがAにたずねてきた。
｢うーんと…そうですね…｣
｢…パンフレット見もしねえで乗りたいもの決められるのか? ほら｣
持っていたパンフレットをAに渡した。
｢『Aはメリーゴーランドに乗りたがる』ってボーイが言ってたぜ?｣
全然似ていないソウジの真似をする。
やっぱりまるっきり性格も違うからだろうか。
｢それは小さい頃の話ですよ!!｣
｢Oh,My. でも乗りたそうな顔してるぜ? 意外とAちゃんもボーイみたいに素直じゃないな?｣
ニヤニヤしながらイアンが言った。
するとAがおそるおそる口を開く。
｢……イアンさん｣
イアンが｢ん?｣といいたげな顔をした。
｢メリーゴーランド、乗りたいです｣
｢OK, Let's go. さ、お手をどうぞ?｣
こういうことを軽々とやってのけるイアンはさすがとしか言いようがない。
やっぱり慣れてるんだな。
ちょっと悲しくなる。
｢…ありがとうございます｣
2人はメリーゴーランドへ向かった。
▽
｢今頃、楽しんでるかなぁ｣
スピリットベースにいるアミィがつぶやく。
｢きっと楽しんでると思うよ。 イアンなら楽しませてくれるさ｣
ソウジがテーブルにお茶を置きながら言った。
｢しかし…ウラヤマシ�・ナという敵を倒してはいない…いつまた街に出没するか分からないでござる。 戦いの準備は一応しておいた方がいいかもしれないでござるな…｣
ノッさんがウッチーの隣で頷く。
｢そうだね。 …キングは爆睡してるけど。｣
ノッさんが指さす方向には大きないびきをかいて寝ているキングがいた。
｢無事にデートできるといいな…｣
▽
｢Lady、めっちゃ楽しそうだったじゃねぇか｣
｢そういうイアンさんだって、とっても楽しそうじゃないですか｣
そうAに指摘され、苦笑いをして答えた。
｢まーな。こんなとこ来るなんて久しぶりだしな。｣
…アイツがいなくなってからだなぁ。来てないの。
｢今度はみんなで来たいですね。最初はソウジに年上の友達がいることにびっくりしましたけど…皆さんいい人で。友達、というより『仲間』って言った方がぴったり。ああいう関係、とっても…｣
『う ら や ま し い です』
｢はは、そう言われるとは…ん? Lady、大丈夫か?｣
｢大丈夫です 少し立ちくらみがしただけで…｣
｢そうか、無理すんなよ｣
このあととんでもないことになることは、この時誰も予想できなかった。
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーメンバー
キング
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れもんちょこ。(プロフ) - 紗羅さん» 初めまして!! コメントありがとうございます!! 確かにイエローもいいかもです…!! 黄色だとオビラップーしか頭に浮かばなくて。。笑 先に相棒を決めてから色の方が、いいかもしれないですよね…… (2016年5月15日 20時) (
レス) id: e0b81bb17d (このIDを非表示/違反報告)
紗羅(プロフ) - 初めまして！ 主人公の担当カラー、マゼンタは鮮やかですが、イエローがいない分ありだと思います！ シアンもいるんで若干ディケイドっぽいですが(笑) 個人的には大賛成です！相棒とか、名乗りとかまた考えてみますね。 (2016年5月15日 0時) (レス) id: 1c381ff8d7 (このIDを非表示/違反報告)
れもんちょこ。(プロフ) - 莉希さん» すみません、外すのを忘れてました。 指摘ありがとうございます!! (2016年5月12日 23時) (レス) id: e0b81bb17d (このIDを非表示/違反報告)
莉希(プロフ) - 設定がオリジナル作品になっていますよ (2016年5月12日 23時) (レス) id: bc5faab83d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れもんちょこ。 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/reena1/
作成日時：2016年5月12日 23時
