ブレイブ3 part2 ページ15
「何言ってんのよ。Aにだっていい人が――…」
Aの目が死んだような目になっていた。
瞳も真っ黒でずっと見ていると吸い込まれそうだ。
「A? 大丈夫?」
「うん。大丈夫だよ」
Aの目がそうなったのは1回だけだったのでみりあは気にしなくなった。
パキパキと枯れ葉を踏むような音がしてAの首筋にバラの花のマークが浮き出た。
▽
次の日。 Aはソウジ、ノッさんとイアンという謎のメンバーで集まっていた。
「依頼人の如月さんですね。この度はご依頼ありがとうございます」
頑張って探してみせます。ノッさんはそう言った。
「お願いします。ずっと探しているんです」
その言葉を聞いたイアンは表情を曇らせる。
すると隣のテーブルの女子2人組が喧嘩をしだした。
「アンタが…ずっと羨ましかったのよ!!」
そう言った彼女の首筋には大きなバラのマークがあった。
「アーッハッハッハ！」
「羨ましいだろ? 羨ましくて悲しくなるだろ? さあ憎め恨め悲しめ！」
「お前は…デーボモンスター！？」
目の前にはバラの花のデーボモンスターがいた。
「ワタシはウラヤマシ〜ナ。人間の羨望の感情を悲しみに利用してるの。」
ビシッとポーズを決めた両腕には棘がいっぱいだ。
「…みんな逃げて！ Aも早く！」
ソウジが叫ぶ。そしてガブリボルバーを取り出した。
「いくよ、ノッさん。イアン。」
「うん。」
「ああ。」
「「「ブレイブイン！」」」
「「「キョウリュウチェンジ、ファイヤー！」」」
「弾丸の勇者 キョウリュウブラック！」
「鎧の勇者 キョウリュウブルー！」
「斬撃の勇者 キョウリュウグリーン！」
3人しかいないけど… 荒れるよ、止めてみれば?」
ひゅう、かっこいいぜグリーン！
とイアンが冷やかす。
「そんなバカみたいなこと言ってないでさっさと倒す！」
ソウジが怒ると、イアンはてへぺろ とポーズをとった。
「さぁ、ゾーリ魔たち、ワタシを守りなさ〜い！」
ウラヤマシ〜ナは叫ぶ。
「させるか！」
すかさずイアンが銃を構える。
「ち、ちょっと多くない? まぁ頑張るけど！」
ノッさんは慌てていたが敵の大群に突進して『どっこいしょー！』と次々と敵を投げ倒していく。
ソウジもそれに習ってガブリカリバーで応戦する。
しかしなぜだか分からないが敵の数は増えるばかりだ。 これもいかに人間が人を羨望し恨んでいるか。それが目に見えている結果だった。
そこでソウジがとんでもない作戦に出た。
ブレイブ3 part3→←ブレイブ3 ファイヤー! 恋する乙女は大暴走
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーメンバー
キング
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 33人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
れもんちょこ。(プロフ) - 紗羅さん» 初めまして!! コメントありがとうございます!! 確かにイエローもいいかもです…!! 黄色だとオビラップーしか頭に浮かばなくて。。笑 先に相棒を決めてから色の方が、いいかもしれないですよね…… (2016年5月15日 20時) (
レス) id: e0b81bb17d (このIDを非表示/違反報告)
紗羅(プロフ) - 初めまして！ 主人公の担当カラー、マゼンタは鮮やかですが、イエローがいない分ありだと思います！ シアンもいるんで若干ディケイドっぽいですが(笑) 個人的には大賛成です！相棒とか、名乗りとかまた考えてみますね。 (2016年5月15日 0時) (レス) id: 1c381ff8d7 (このIDを非表示/違反報告)
れもんちょこ。(プロフ) - 莉希さん» すみません、外すのを忘れてました。 指摘ありがとうございます!! (2016年5月12日 23時) (レス) id: e0b81bb17d (このIDを非表示/違反報告)
莉希(プロフ) - 設定がオリジナル作品になっていますよ (2016年5月12日 23時) (レス) id: bc5faab83d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：れもんちょこ。 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/reena1/
作成日時：2016年5月12日 23時
