私と特別な彼のお話 1 ページ17
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「あー今日も疲れた……」
週の半ばの水曜日は段々疲れが出てくる日
部屋、寒いのやだなー。
ご飯作るのもめんどい……
買い置きのカップラーメンでいっか
いろんな思考を飛ばしながら部屋に辿りつき、ドアを開けると
あるはずのない男物の靴がそこにはあった。
「ただいま」
一人暮らしの部屋では使わない言葉を口に出したけど、彼は出てこない。
にこにこしながらお出迎えとかしてくれるのかなって思ったんだけどな……
部屋に通じるドアを開けると、私のベッドで布団もかけずに寝てる彼がいた。
狭くて見慣れたワンルーム
でも彼がいるだけでキラキラして見えるって不思議
少しエアコンの温度を上げて、彼が寒くないように気休め程度のブランケットをかけた。
ベッドの横に座って
すやすや気持ちよさそうに寝てる彼のサラサラな髪の毛をそっと撫でる。
今日どうしたの？
しばらく会えないって言ってたのに
無理してない？大丈夫？
たくさん聞きたいことはあるけれど
「紫耀くん」
そっと名前だけ呟いた。
寝てて欲しいけど、でもせっかく会えたから起きて欲しい
相反する考えが頭を巡ったけど
……紫耀くん、ちょっとわがまま叶えさせて
髪の毛を撫でていた手で彼の頬を撫でる。
「しょーくん、起きて」
でも寝起きがあまりよくない彼がこんなことで起きるわけもない。
「好きだよ」
普段なら恥ずかしくて面と向かって言えない言葉を呟いて
くすぐったがりの彼に自分の髪の毛が触れないように押さえながら
そっとキスをした。
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ななみ - 怖い (2022年1月9日 7時) (
レス) @page16 id: 98339ad079 (このIDを非表示/違反報告)
凛＊(プロフ) - おもちさん» おもち様 コメントありがとうございます。私が書く紫耀くんは可愛くなりがちでして笑 またお話載せますのでよかったら読んでください！ (2021年5月9日 20時) (レス) id: 0c2a5b983e (このIDを非表示/違反報告)
おもち(プロフ) - はじめまして＾＾初めてコメントさせていただきます！どのお話のカップルちゃん達かわいいですね＾＾お話楽しみにしてます！ (2021年4月17日 0時) (レス) id: 611ef8c2b7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：凛 | 作成日時：2021年1月18日 20時
