海人くん短篇 2 (ページ3)

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配信の夜1 ページ3

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『ただいまー！Aちゃーん？？』

コンサートが終わったら

どうしても彼女に会いたくて

約束もなにもしてないけど

会いに来ちゃった彼女の部屋

バタバタと入ってきた俺を見たAちゃんは

「配信見たよー。お疲れ様だね海人先輩」

なんて茶化してくるから

『こりゃ！スパイスぶっかけるぞ笑』

「あはははは、本物笑」

けらけら笑ってるAちゃんの横に座って

そのまま足の上に寝転がった。

「海人先輩、眠い？」

『もうそれいいから。髪の毛撫でて』

自分でAちゃんの手を持って
髪の毛のとこにもっていくと

ちゃんとふわふわと撫でてくれる。

んー、、気持ちいい

「明日はドラマ？」

『ん、そう。
しばらく忙しいから今日来ちゃった』

「いや、それは全然大丈夫だけど。
私も会いたかったし」

『明日から頑張るからさ、甘やかして？俺のこと』

「いいよ」

『じゃー、まずチューしたい。

あとねお腹すいてるからなんか食べたいでしょ、ぎゅーもしたいし。

お風呂も入っていっしょに寝て

Aちゃんと気持ちよくなる』

「たくさんあるね笑」

『だってしばらく来れないからさぁ。
充電だよ』

「今日は泊まってくの？」

『泊まってく。

で、Aちゃんが出る頃いっしょにでる』

「はーい。じゃ、まずなにがいい？
お腹すいたなら軽く作るし」