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次の日
朝になっても帰ってこない海ちゃん。
連絡しても電源が切られてるのか通じなくて。
あ、もうこれ終わりなのかなって思ったら
自然に溢れ出す涙。
落ち込みながらの仕事はミスが多発して
周りに迷惑をかけてしまった。
部屋に帰っても海ちゃんいないんだよな
と思うと歩みも遅くなる。
玄関を開けると、電気がついていてなにかを焼いた甘い匂いが。
そして海ちゃんの靴。
「ただいま」
声を出すと、ゆっくり開いたリビングの扉。
『……おかえり』
申し訳なさそうな顔で近寄ってくる海ちゃん。
『昨日は友達のとこお世話になったんだけど
俺やっぱりAちゃんのとこじゃないとやだから帰ってきちゃった』
「……海ちゃん、もういなくなったかと思った」
ひっくひっくと子供のように声を出して
泣く私を見て戸惑う海ちゃん。
『え、Aちゃん？なに、どしたの？
え、え、なに？
えっと、とりあえずぎゅーしよっか』
海ちゃんの心地よい体温で涙がますます止まらない。
「ずっと……不安だ…た。
海ちゃんに……捨てら…れ…ちゃう」
玄関に立ったままだった私を
お姫様抱っこにする海ちゃん。
『ヒール脱いで』
私の足からヒールを脱がせてそのまま部屋に向かい
ソファーに座った海ちゃんの膝の上に座らせられた。
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凛＊(プロフ) - めいさん» 初めまして！読んで頂けて、そしてコメントまでいただけて嬉しいです。ありがとうございます。私も海ちゃんも平野くんも書いてて可愛くてたまりません笑 これからもお話続きますので、よろしくお願いします。 (2020年8月3日 19時) (
レス) id: 0c2a5b983e (このIDを非表示/違反報告)
めい(プロフ) - はじめまして。更新されるたびに楽しく読ませて頂いてます(*´-`)海ちゃんも平野くんも可愛い……無理なさらず、これからも更新楽しみに待ってます。 (2020年8月3日 16時) (レス) id: d59d04a3be (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：凛 | 作成日時：2020年7月4日 23時
