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また泊まりがけの出張が決まってしまって
案の定海ちゃんはご機嫌ななめ。
『もう、なんでAちゃんも行くの？
別に紫耀だけでいいじゃん』
「そういうわけにもいかないんだってば」
ぶーという顔をしながら
ベッドの上から私のパッキングを眺めてる。
『あー！そのスーツ俺好きなやつ』
「ん？これ好きなの？」
『好きー
タイトでスリット入ってるのたまんない』
「海ちゃんはおじさん笑？」
『こりゃ笑 おじさんじゃないわ笑
あ、そのスーツ仕舞うの待ってて』
寝室からパタパタ出ていった
海ちゃんが戻ってくると
手の中には香水の瓶
『これふりかけていい？』
「また匂いのマーキング？」
『そう笑 俺のだぞって笑』
「はいはい笑 じゃ、全部閉まったらね」
再開すると
私の手元を見てる海ちゃんからの疑問
『パジャマ持ってくの？
ホテルにあんじゃん』
「んー
いつも着てるのじゃないと落ち着かなくて」
『んふふふ、ならさぁこれ』
クローゼットから海ちゃんが取り出したのは
普段海ちゃんが部屋着で使ってるTシャツ
『これパジャマにしたら？』
「海ちゃんのじゃない」
『俺が抱きしめてるって思えるかもよ？』
「えー、自分のでいい笑」
『えー、かいのでいいじゃん笑
シたあとさぁAちゃんが俺のTシャツ
ちょっと大きめに着てるのすっげぇ好き』
「それ今関係ないでしょ笑」
海ちゃんが話しかけてくるのは
置いてかれる寂しさから来てるんだと思う。
だから私もできるだけ返事を返してる。
『お土産なにがいいかなぁ』
「遊びに行くんじゃないからね？」
『んーどれにしよう』
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凛＊(プロフ) - めいさん» 初めまして！読んで頂けて、そしてコメントまでいただけて嬉しいです。ありがとうございます。私も海ちゃんも平野くんも書いてて可愛くてたまりません笑 これからもお話続きますので、よろしくお願いします。 (2020年8月3日 19時) (
レス) id: 0c2a5b983e (このIDを非表示/違反報告)
めい(プロフ) - はじめまして。更新されるたびに楽しく読ませて頂いてます(*´-`)海ちゃんも平野くんも可愛い……無理なさらず、これからも更新楽しみに待ってます。 (2020年8月3日 16時) (レス) id: d59d04a3be (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：凛 | 作成日時：2020年7月4日 23時
