･ ページ13
．
黒「_____じゃ、また明日」
研「…おやすみA。」
黒尾先輩と研磨にまた明日とお辞儀しながら手を振った。
研磨からお菓子を貰った事だし、部屋に戻ろう。
A「じゃ、侑。まだ8時だけど、おやすみ〜 早く寝るんやで？明日に支障出るからな」
侑「……ま、待って。」
A「ん？何？」
侑「…ちょっと…まだ時間あるし、2人で話さへん？」
___
共同の休憩スペースに人がいた為、
A「ん、ここ空いてる！侑、ここ入っちゃお？笑」
侑「何や自分、悪いこと覚えたな笑」
そう言いながら
自販機で飲み物を買って、
たまたま空いていた部屋へこっそり入った。
消灯時間の22時半までに出ればいいもんね…？
この部屋には自分たちの部屋に無い、
ベッドにテレビ、小さいけど冷蔵庫もあるし
ベランダもあった
A「うわ、ええなぁ、ここ贅沢〜！！ベッドもあるし、ここで寝たい〜」
バフッとベッドへダイブ。
A「わ！柔らかっ！！！…何しとんの、侑も早く来なよ気持ちいいよ！」
入口に立って一瞬戸惑ったような顔を見せる侑。
だが直ぐにふにゃっと柔らかく笑った。
侑「ダイブて、ガキか」
そう言いながら寝転がっている私の隣に座った
侑「A」
A「んー？」
侑に声を掛けられるもスマホを弄りながら
振り向かず、声だけで返事をする
侑「髪も濡れて、脚出して…無防備過ぎん…？」
A「そう？家ではこれがいつもなんやけど」
_______ギシッ
侑「今は自分家ちゃうし、ほんならここは男だらけや。__食べられても知らんで？」
私は侑から背を向けていて表情は見えない。
寧ろ見えなくてよかった。
私の両サイドの視界には
侑の両腕が置かれていた
これって……私の上にいるの？
A「ちょ、あ、侑…？何してんの？」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 8人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Ralph | 作成日時：2021年4月15日 0時
