検索窓
今日:5 hit、昨日:5 hit、合計:24,760 hit

57 ページ9

.



"「娘がそこまで言うってことは相当お忙しいのでは?」"

「いえいえ!お気になさらずに!それに、僕もお母様には是非お会いしてみたいですから。」

"「そう、ですか。じゃあお願いしてもいいですか?」"

「はい!お待ちしてますね!」

『ありがとうございます。零さん。でも無理はしないでくださいね。』

「えぇ。大丈夫ですよ。それじゃ、携帯、お返ししますね。」


お母様もまた。と言って渡してくる


『...ていう事だから。気をつけてきてね。お母さん。』

"「えぇ。ありがとう。」"

『じゃっ..."「A!......幸せなのね?」"


『っ....うん。とっても。またね。』

"「ええ。たまには自分からも連絡してきなさいよ。」"

『うん!ばいばい』



という事でお母さんと零さんを会わせることに。
想像、できないなぁ。

スマホをスリープにし
零さんの方を見ると


"ご満悦" この言葉がすごくしっくりくるといった所だった


『もう、零さん!びっくりしたじゃないですか!』

「すみません、つい。」

いたずらっ子の様な笑みを浮かべる零さん
可愛い...

可愛くて見つめていられず、そっぽを向いてしまう

『つい、じゃないですよ...。』

零さんが近づいてきたのがわかった。

「嫌、だったか?」

後ろから抱きしめられ、囁くように問われる
顔だけじゃなく、耳まで熱くなるのを感じた

『っ...み、耳元で喋らないでください...』

「Aは、耳元で喋られるのが好きなのかと思っていたが」

『や...好きとかそんなんじゃ...』

...

『なんか...変な感じするのでやです』

「えっ」


はぁ...と深いため息が聞こえた後

『え?!あ、あの?!零さん?!倒れる倒れる!』

強く抱きしめられ
後ろにぐーっと引っ張られていた


ドサッ...

私は仰向けになっていたのを
こっち向いてと言われたので零さんの方に
ぐるっと回った

な、なんかこの体制...めちゃくちゃ体が密着する...


『れ、零さん...?』


体制を変えても尚、強く抱きしめられていて
顔が見えず、言葉も発しないので
私は、どういう状況...?と混乱している


しばらく経つと頭の上で深く息を吸う音が聞こえた
そしてその息を吐いた


「無自覚にも、程があるぞ。」

か細い声が聞こえた

『えっと...』


「...襲われたいのか。」


『っ...』

そう言うと同時に
背中に回っていた腕が緩み
顔を見上げることができた

顔の上半分を腕で隠していた
でも、赤く染っているのはわかった


その熱は私にも移った

続く  (更新停止中) お気に入り登録で更新通知を受け取ろう

←56



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (81 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
301人がお気に入り
設定タグ:降谷零 , 安室透 , 名探偵コナン   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

りーた。(プロフ) - イアデビルさん» ありがとうございます!遅ばせながら、また頑張らせて頂きます。 (2020年12月11日 16時) (レス) id: a692684a9e (このIDを非表示/違反報告)
イアデビル(プロフ) - 面白いです!更新待ってます!頑張ってください! (2020年4月6日 1時) (レス) id: ef5404f845 (このIDを非表示/違反報告)
りーた。(プロフ) - 壟薇さん» 壟薇様、コメントありがとうございます!せっかく読んで頂いているのに更新できておらず申し訳ないです;;これから少しずつ上げていく予定なのでもしよければ今後もお付き合い下さい...! (2019年10月18日 12時) (レス) id: a692684a9e (このIDを非表示/違反報告)
壟薇 - 何故私が見てるやつはほとんど更新停止中になっているのでしょうか(´;ω;`) (2019年9月21日 22時) (レス) id: ba5f7bf38b (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:りーた。 | 作成日時:2019年7月25日 15時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。