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「立ち話もなんなので、とりあえず入ってください」
『あ、はい、そうですね。お邪魔します』
本当の家ってどういう事だろう
ていうか透さんってめちゃくちゃお金持ちなんだ....
そういえば車も...
最初に感じた違和感はそういうオーラとかなのかな？
一般人とは違う...みたいな...
わかんない
考えれば考えるほど、透さんがわからない...
ソファに座って待っていると
透さんはお茶を入れてきてくれた
そして隣に座った
「驚きましたよね」
『そりゃもう、すごく...』
「わけがわかりませんよね」
『はい』
「....」
ふと沈黙が訪れる
話しにくい事が、あるのかな
『いいですよ、話せない事は誰にだってあります』
「....ふっ、Aさんは本当に優しい方だ」
『そんな事ないです』
「正直、話さない方がいいと思うんです」
『はい』
「Aさんは聞いて後悔するかもしれない」
『.....はい』
「あなたが幸せでいる事が僕の本望だけど、それでもやはりあなたを騙すという事がどうしても嫌なんです」
『はい』
「長くなりますけど」
『はい、大丈夫です。心の準備はできています』
正直、万端ではない
まだ、透さんの秘密を知るのは怖い
でも、いつもは凄く
頼りがいのある....大切な人の心が
すごく弱っている気がして
ただ、受け止めてあげたいと思った
透さんだって絶対にそうするはず
辛いなら分け合えばいい。
「僕はー･･･」
それから透さんの話を彼の顔を見ながら
一つ一つをしっかり聞いた
私には全く想像のできない世界。
全然違う世界に透さんは居たんだな
私に話すことに
どれだけ悩んだんだろう
本当に今まで辛かったんだろうな
私には到底わからない程の
痛みや苦しみをずっと抱えていたんだ
下手に声をかけることはできないよね
「.....ここが1番安全だと考えたからAさんを連れてきて全て話すことにしたんです」
『そうなんですね....確かに予想はできないかも。でも大丈夫なんですか？』
そう聞き返すと
いつもの笑顔が返ってきた
「あなたを守れるならなんだってしますよ」
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りーた。(プロフ) - まささん» ありがとうございます！そう言われると早く書いてたくさんあげたくなります！頑張りますね♪ (2019年3月28日 0時) (
レス) id: 4ca796049a (このIDを非表示/違反報告)
まさ - すっごく面白いです！続き待ってます！！ (2019年3月27日 18時) (レス) id: a0fd522d4c (このIDを非表示/違反報告)
りーた。(プロフ) - まゆさん» とても嬉しいお言葉ありがとうございます！(；；) 励みになります... 良いものを作っていけるよう頑張ります♪ (2019年3月26日 23時) (レス) id: 4ca796049a (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 面白かったです^_^続きが、すごく気になります^_^これからも、頑張って下さい^_^ (2019年3月26日 9時) (レス) id: 406c27ad01 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りーた。 | 作成日時：2019年3月15日 9時
