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「Aさん、また後日聞かせてくださいね」
園子ちゃんと蘭ちゃんが怪しげな顔をして私にそう告げた
だよ、ね。『いつか、ね。』
では行きましょうかと言って
安室さんがエスコートしてくれる
後ろからすごい視線を感じるけど
気にしないでおこう...
「Aさん、しっかり皆さんに話してあげてくださいね。」
『安室さん！私そういうの苦手で..』
「わかっていますよ。わざとです。」
この人、悪魔だ
『安室さん、どこへ向かっているんですか？』
「Aさん、1つ提案なんですけど」
え？
『え...っと、なんですか？』
「僕ら二人きりの時は、僕の事、透と呼んで欲しいんです」
『え、名前で、ですか』
「はい、嫌ですか？」
『い、いえ。そうじゃないんですけど』
いきなり、呼び方を変えるのも
なんかこう、ちょっぴり恥ずかしいなぁ
『えっと、じゃあ、透さん？』
「ふふ、今はそれでいいですかね。」
"今は"？
心做しか、少し嬉しそうに笑った
しばらく車で安室さんと話していると
目的地に着いたらしい
『...っ！水族館！』
「ええ、ベタすぎかなとも思ったんですが」
『ふふ、いいと思いますよ。水族館久しぶりで楽しみです！』
じゃあ、行きましょうか そう言って安室さんは
私の手を取る
『あ、安室さん、手はっ...』
「透、と呼ぶ約束ですよ。それにこれはデートですから。」
今日は天気もいいから
こういう場所に来るだけで気分も上がっちゃうなぁ
水槽の中で自由に泳いでいる魚は
とても綺麗で演出はとても神秘的で
子供の頃とはまた違った視点で見れて
自然と笑みが零れた
隣でクスッと笑い声が聞こえた
『？...透さん？』
「いや、すみません。Aさんがあまりにも楽しそうで可愛くてつい」
『かわ...そんなこと言っても何も出ませんよ』
「楽しそうなあなたを見ていられるだけで満足です」
『魚を見てください！』
恥ずかしい...
それからたくさんの水槽を見て周り
クラゲのエリアへと来た
『透さん、見てください！ここ、とっても綺麗ですね』
「ええ、そうですね。惹き込まれます。」
薄暗い中でライトアップされた水槽
ふわふわ浮いたクラゲは見ているだけで癒される
その場で深呼吸をする
すごく心地いい
ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
最近、文字数がオーバーするんです....笑
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りーた。(プロフ) - まささん» ありがとうございます！そう言われると早く書いてたくさんあげたくなります！頑張りますね♪ (2019年3月28日 0時) (
レス) id: 4ca796049a (このIDを非表示/違反報告)
まさ - すっごく面白いです！続き待ってます！！ (2019年3月27日 18時) (レス) id: a0fd522d4c (このIDを非表示/違反報告)
りーた。(プロフ) - まゆさん» とても嬉しいお言葉ありがとうございます！(；；) 励みになります... 良いものを作っていけるよう頑張ります♪ (2019年3月26日 23時) (レス) id: 4ca796049a (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 面白かったです^_^続きが、すごく気になります^_^これからも、頑張って下さい^_^ (2019年3月26日 9時) (レス) id: 406c27ad01 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りーた。 | 作成日時：2019年3月15日 9時
