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食事を終え、優作さんは少し用事があるそうで
先に行ってしまった
『優作さん、日本に帰ってきても忙しそうだなぁ』
笑いながら彼の背中を見送った
「さて、では僕たちも帰りましょうか。Aさん」
『そうですね!沖矢さんも、今日はありがとうございました!楽しかったです』
「いえいえ、こちらこそ。そしてAさん、送りますよ」
『あ、はい!ありがとうございます』
そして彼の運転する車に乗り
家まで帰ってきた
『あっ、沖矢さん!そのままで大丈夫です!』
彼は車を降りて私を家までしっかり送ろうとしてくれて
私は遠慮したんだけど
「いいえ、彼からしっかり送り届けるようにと言われているので」
『彼?』
よく分からないという顔をした私に
沖矢さんは持っていたスマートフォンを
私に差し出してきた
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>>工藤優作
彼女をしっかり家まで送り届けてくれよ。
女性が家に入るまで何があるかわからないからね。
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『あっはは...心配性なんですねほんと』
「と、言うことなので入口まで送らせてください」
『はい、ありがとうございます』
そして私は外に出た沖矢さんが助手席側に回って
手を差し出したので
ありがとうございます と言ってその手を取った
本当にすぐ目の前で車を止めてくれたのに
最後まで...
律儀な人だな
『ここで大丈夫です。ありがとうございました。』
「いいえ、しっかり鍵を閉めてくださいね」
『ふふっ、沖矢さんも心配性なんですか?わかりました。』
「なんとなく貴方は放っておくと危ない気がしまして。それから僕の事は昴と呼んでください」
『えっ?』
「だめですか?Aさん」
『あっ、いえいえ、そんな事ないです!今日は本当にありがとうございました。昴さん』
「さん付けですか...まあ、今はその方がいいですかね。では、またいつか」
そして昴さんは元来た道を帰っていく
昴さんって
なんかちょっと不思議な人だな
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りーた。(プロフ) - まささん» ありがとうございます!そう言われると早く書いてたくさんあげたくなります!頑張りますね♪ (2019年3月28日 0時) (レス) id: 4ca796049a (このIDを非表示/違反報告)
まさ - すっごく面白いです!続き待ってます!! (2019年3月27日 18時) (レス) id: a0fd522d4c (このIDを非表示/違反報告)
りーた。(プロフ) - まゆさん» とても嬉しいお言葉ありがとうございます!(;;) 励みになります... 良いものを作っていけるよう頑張ります♪ (2019年3月26日 23時) (レス) id: 4ca796049a (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 面白かったです^_^続きが、すごく気になります^_^これからも、頑張って下さい^_^ (2019年3月26日 9時) (レス) id: 406c27ad01 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りーた。 | 作成日時:2019年3月15日 9時