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安室 side
あれから2週間ほどたったが
Aさんは1度もポアロへ来ていない
この辺でも彼女の姿は見ていない
そして気づいたんだ
僕は彼女の連絡先を知らない!!!
完全に忘れていた
「はぁ....」
「安室さん?ため息なんて珍しいですね。何かあったんですか?」
「梓さん!いえ、何も無いですよ。ご心配かけてすみません。」
「そうですか?何も無いならいいですけど、無理なさらないでくださいね!」
はい!といつも通り笑顔を作り
また作業に取り掛かる
今は仕事中なんだ、しっかりしないとな
カランカラン
「いらっしゃいませ...!」
「「「こんにちわー!」」」
そこには、少年探偵団の子たちが立っていた
「みんな、元気ですね、お好きな席へどうぞ」
みんなが席に着いたのを確認して
またテキパキ仕事をこなす
「安室さん、何かあったの?」
「え?」
コナン君という子が話しかけてきた
やっぱりこの子は小学生にしてはかなり鋭いんだ
「なんかいつもより元気がないっていうか、寂しそうというか...」
「ははは、小学生の君にもわかるくらいなのか。そんなにわかりやすかったかい?」
「うーん、気にし過ぎかなとも思ったけど、いつもと少し違うなとはすごく思ったよ」
「そうか...実はとある人にしばらく会っていなくてね。何をしているのかずっと考えてたんだ」
「えっ、会いたい人ってこと?!安室さんが?!」
コナン君の声で店の中にいた人が
みんな声を揃えて、「ええっ?!」と驚きの声をあげた
これは...ちょっとまずい...
「安室さん、好きな人が出来たのー?」
少年探偵団の1人、歩美ちゃんが話しかけてくる
やはり女の子はこういう話が好きだよな
「ふふ、内緒ですよ」
そう言ってウィンクする
それで大体の人は静かになった
1人怪しい顔をしている少年がいるが
まあ、今のところは気にしないでおこう
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りーた。(プロフ) - まささん» ありがとうございます!そう言われると早く書いてたくさんあげたくなります!頑張りますね♪ (2019年3月28日 0時) (レス) id: 4ca796049a (このIDを非表示/違反報告)
まさ - すっごく面白いです!続き待ってます!! (2019年3月27日 18時) (レス) id: a0fd522d4c (このIDを非表示/違反報告)
りーた。(プロフ) - まゆさん» とても嬉しいお言葉ありがとうございます!(;;) 励みになります... 良いものを作っていけるよう頑張ります♪ (2019年3月26日 23時) (レス) id: 4ca796049a (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 面白かったです^_^続きが、すごく気になります^_^これからも、頑張って下さい^_^ (2019年3月26日 9時) (レス) id: 406c27ad01 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りーた。 | 作成日時:2019年3月15日 9時