朱でも紅でも染まる訳はひとつ ページ1
「あああ…、さいっあく…」
波のように襲う後悔たち。
今更後悔したって遅いぞ、なんて自分自身への突っ込みはこの際無視だ。
「Aちゃんジュースで酔ってないよね？これアルコール入ってないよね？」
「雅紀くんバカにしてる？」
「そーいうつもりじゃないけどぉ」
Aちゃんも俺も酔ったらダメだから、俺ん家で飲もう！そしたら好きなだけ飲めるでしょ。
この前に会った時雅紀くんが言っていた様に、雅紀くんの家で、缶のプルタブを引いた。序盤から飛ばす訳にもいかないよね、と途中途中にジュースを挟む。
酒は飲んでも呑まれるなだよね！と雅紀くんは言うし、本当にその通りだけれど、ここが雅紀くんの家なのだから呑まれてしまいたいとさえ思ってしまう。
「ねー、Aちゃん」
「なに…、雅紀くん」
「俺、分かっちゃったよー」
Aちゃんがそんななってるワケ、と雅紀くんが微かに微笑む。
3人目だな、と思った。
美羽ちゃんと、櫻井さんと。雅紀くんと。
少しだけ困った様な顔をして、その後嬉しそうな顔を浮かべる。
どうしてそんな顔をするの、とは何となく。本当に何となくだけれど、怖くて聞けないでいた。
「…王子様」
「！」
「見つかった？」
ビクリと反応した私に、雅紀くんは可笑しそうに、当たりだ、と笑いかけた。
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かお(プロフ) - 沙瑛さん» はじめまして。ありがとうございます！んー、というか分からないように書いているみたいなところは少なからずあるので。また立ち上げの際はお越しくださいね。 (2015年12月4日 13時) (
レス) id: 677b661829 (このIDを非表示/違反報告)
沙瑛(プロフ) - はじめまして！完結おめでとうございます！全然ニノミヤの思ってることが分からない…ｗですが、今までの作品で一番泣きました！ｗ続編期待しております！！ (2015年12月4日 2時) (レス) id: 7d2f79366d (このIDを非表示/違反報告)
かお(プロフ) - みうさん» ありがとーう！予定を上回った振り回し具合になった(笑)私すぐ感覚なくしちゃうから多分本当にすぐ戻ってくると思う！(笑)愛、しっかり受け取りました！(笑) (2015年12月2日 22時) (レス) id: 137dbdb07b (このIDを非表示/違反報告)
かお(プロフ) - みるくるさん» お越し頂きありがとうございます！泣かないで！(笑)わーん、嬉しいです。答え合わせなのでね、赤ペンお持ちになって待っててください。笑 (2015年12月2日 22時) (レス) id: 137dbdb07b (このIDを非表示/違反報告)
みう(プロフ) - 完結おめでとう！うん、続編待ってる。笑 ニノミヤを振り回せたから、満足だけど、やっぱニノミヤsideは欲しい！いつでもいいよ！待ってるぜ！･･･素敵なお話をありがとう！かおちゃんに、私からの愛を贈ります☆(返品は不可だよん) (2015年12月2日 3時) (レス) id: 575ad155ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かお
| 作成日時：2015年11月18日 20時
