【銀魂】【あんスタ】アイドルとドSと

28．猿未満の学習能力 ページ29

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なんとか瀬名と和解し、その隙に遊木は逃走。やっと一件落着かと思い戻ろうとすると、

｢Aちゃん。君にお客さんだよ｣

と、ショウちゃんに呼び止められてしまった。



｢私に？｣


｢ちょっと天祥院。今から俺コイツに説教する予定があるんだけどぉ？｣

｢げ。…そ、そういえば私今からお客さんと長い長ぁーいお話する予定が入ってたんだったぁ〜。

残念だけど瀬名の説教は聞けないなぁ。あ〜あ、残念残念｣((汗


｢へぇ〜。期限守らずに散々溜めて期限引き延ばしたあげくその日の前日まで忘れて学校休んだくせに結局忘れてきた人が謝罪の一言もなしにそうやって逃げるんだぁ？へぇ？｣

｢誠に申し訳ありませんでした瀬名様泉様ワカメさ…いだだだだ！！｣



｢本当に君って子は学習能力がないね。猿未満なのかな？｣

｢ショウちゃん酷くね！？｣



やっぱりショウちゃんは笑顔で毒吐くタイプだ。グサッてくるもん。

瀬名は瀬名でゴリラ発揮してくるし。ワカメなのかゴリラなのかどっちかにしてほしいものだ。まったく。



｢はぁ…。で、Aに用があるのってあんた？｣

｢ああ｣



すると瀬名は沖田の頭の先から足先までじっくり眺め始めた。

見られている沖田はものすごく嫌そうな顔をして半歩引いているが瀬名はそんなの気にせずに｢ふ〜ん｣と呟いた。



｢あんた結構いい顔と体してるねぇ。グラビアに入ったらそれなりに人気出るんじゃなぁい？

ま、俺とかゆうくんには劣るけど｣


｢あ？俺ァメス豚共の醜態を写真に収めんのは好きだがなんでわざわざテメーから写真に収められなきゃならないんでィ。

そんなに撮られたきゃ勝手に撮られてろストーカーワカメ｣


｢はあ？あんた口の効き方なってないんじゃないのぉ？この顔面詐欺師｣


｢てめーこそ母ちゃんの腹ん中からやり直したらどうでィ。ナルシスワカメ｣


｢そーだそーだワカメこのヤロー｣

｢Aあんた後で別室ねぇ｣


｢うげ｣


｢おいおい。この色気もクソもねェあるとすれば宇宙一のバカの肩書きくれーしかねェコイツを襲うってかィ？｣

｢あんた頭湧いてんのぉ？｣




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