騒然 ページ8
〜松本side〜
「翔さん、聞こえる？大丈夫？」
必死に身体を支えて倒れることだけは回避できたけど、まだ立ち上がれない翔さんに小さく声をかける。
「・・ごめん・・もうちょっと待って・・。」
眩暈がしてうまく動けないらしい。
「いったん休憩にしよう、ほらこんなに囲まれたら休みたくても休めねぇよ。１時間休憩！」
「そやな、じゃあ１時間後に再開にしよか。」
松兄が大きな声で後輩たちを楽屋に帰してくれて、城島君がスタッフに許可を取ってくれた。
「翔ちゃん？おんぶしようか？」
まーが心配そうに翔さんを覗き込む。
「眩暈ならゆれると余計ひどくなるからしばらくそのままのほうがいい、櫻井？無理しなくていいからしばらくそうしてろ？」
「・・はい・・申し訳ありません・・。」
明らかに落ち込んでる翔さんの声がかろうじて届く。
「心配すんな今日は身内だけの収録だし番協もいない。大体お前忙しすぎるんだよ。」
山口君もやってきて優しく声をかけてくれる・・ほんとにいい先輩達だ。
幸い５分ほどで眩暈は治まったらしくゆっくりと立ち上がった翔さんの身体をもう一度支えて楽屋へ戻った。
「ちょっとごめんね。」
ソファーに寝かせた翔さんのまぶたをそっとめくるとやっぱり真っ白。
体調崩してあんまり食べれてなかっただろうから完全に貧血だ。
「ニノ、ブランケットとって。」
一枚は身体を包んで、もう一枚はくるくる巻いてクッションの上に置いて足を高くする。
「松潤、お医者さんみたいだ。」
リーダーがぼそっとつぶやくのが聞こえてきた。
責任感の強い翔さんだから絶対に収録はやり遂げたいはず、だからできるだけのことはしてやりたい。
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もも - よっこさん、出張、気をつけて行ってらしてくださいね。また落ち着かれた頃に復活される時を楽しみに待ちたいと思ってます。今回のお話も心がほっこりしました。ありがとうございました。 (2015年7月11日 11時) (
レス) id: f4123db290 (このIDを非表示/違反報告)
もも - よっこさんの小説はいつもリアルで本気で翔さんのことが心配になったりするくらいなんですが、根底にあたたかさがあってすごく好きです。復活してくださって嬉しいです。リクエストできるアイデアが浮かばず失礼してます。感想だけ言いたくて。 (2015年6月5日 18時) (レス) id: 49656154df (このIDを非表示/違反報告)
翔菜(プロフ) - リクエストです！翔くんが鼻風邪を引いて、鼻がムズムズしたりくしゃみが止まらない状態の中で仕事をすることになるお話が読みたいです。どうぞよろしくお願いします！ (2015年5月25日 1時) (レス) id: 171e1d17ff (このIDを非表示/違反報告)
ゆりゆり(プロフ) - お腹壊して収録中にトイレに行く翔ちゃんおねがいします！ (2015年5月24日 21時) (レス) id: 50133d4646 (このIDを非表示/違反報告)
山love - 智くんに甘える翔くんが見たいです、楽しみにしてます＾＾ (2015年5月18日 6時) (レス) id: 39939f1852 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：よっこ
| 作者ホームページ：http://id9.fm-p.jp/401/ac98001/index.php?nocnt=1&prvw=eWRscnRhWmFLQlE3dUlTOU...
作成日時：2015年4月26日 20時
