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打ち合わせが終わるとメンバーたちでその場に残り、二人が加わった喜びを分かちあっていた。
DY｢Aこっちおいで｣
ドヨンイヒョンに呼ばれ近づくと、椅子に座ったヒョンの上に座らされ後ろから抱きしめられる形になった。
DY｢あぁ、Aと同じ固定ユニットに入れたなんて俺ってほんとにツイてる｣
『僕もドヨンイヒョンと一緒に活動できるの嬉しい』
DY『アイゴ〜♡･･･その子ずっと持っててくれてるの？』
『うん、この子がいるとソロ活動の時もひとりじゃないと思えるから、ヒョンがこの子をくれた日からずっと一緒にいるんだ。だから香水の匂いが薄れちゃった』
DY｢はぁ、キヨウォ･･･香水ならいつも持ち歩いてるから、いつでも言って｣
『ほんと？じゃあ、このあと･･･』
HC｢あ、早速ドヨンイヒョンに捕まってる｣
ヒョンに香水をつけてもらおうと頼もうとすると、ドンヒョクがこちらに寄ってきた。
DY｢なんだよ、俺の幸せな時間を邪魔するな｣
HC｢なにそれ、一応俺もマンネなんだけど！ヒョンは弟に優しくするものでしょ！｣
DY｢お前がAやジェノよりも素直で可愛い弟になるなら考えてやる｣
HC｢何言ってんの。へチャニはいつでも素直で可愛いでしょ♡｣
DY｢それはない｣
ドンヒョクが愛嬌を加えて言うと、ドヨンイヒョンは呆れた顔で返した。
ドンヒョク、ヒョンに甘えたいだけなんだろうけど･･･。うーん･･･。
『ドンヒョガ、僕がぎゅーしようか？』
DY･HC｢えっ･･･｣
『はいどうぞ』と腕を広げて待ったがドンヒョクは中々動かない。
『･･･やっぱり僕じゃダメだった？』
HC｢え、あ、いや、ダメなわけない！｣
DY｢あ、おい！｣
謝ろうとすると、ドンヒョクは否定の言葉と共に僕の腕に収まった。
HC｢えへへ♡｣
DY｢離れろよ｣
HC｢無理。だってAから誘ってきたんだよ？ヒョンはAの良心を無駄にしろって言うの？｣
DY｢そうは言ってないだろ！｣
僕の両隣で言い合いを繰り広げる二人。近くで大きい声を出すから少し耳が痛いけど、僕はこの二人のやり取りが結構面白くて好きだったりする。
TY｢ほら二人とも、そろそろAのこと解放してあげたら？｣
まだ二人が言い合っているところに、テヨンイヒョンが声をかけた。
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作者名：ryo | 作成日時：2022年8月6日 16時
