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side: Doyoung
ボイストレーニングが終わって帰ろうと部屋から出ると、幸運にもAと出くわした。
嬉しくて抱きしめればAは俺の髪が擽ったいと笑う。
はぁ、ほんとに可愛い。俺の癒し。
十分にAの温もりを堪能してから名残惜しくも離れる。
DY｢観たよChewing Gum！お前可愛すぎ！｣
『ありがとう、観てくれたんだ』
DY｢当たり前だろ！ジェノにも最高だったって伝えといて！｣
『ふふっ、ドヨンイヒョン相変わらずだなぁ(笑)』
DY｢推しの活動はちゃんと見届けなきゃだから。そう言えばAも練習？｣
『あ、ううん。さっきまでイスマン先生の所にいたんだ』
DY｢一人で？｣
『うん。実は僕、これからソロ活動もすることになって』
DY｢は！？｣
何気なく聞いた質問に意外な答えが返ってきて驚く。
DY｢え、でもAは127とDREAM掛け持ちだろ？それにソロ活動って･･･お前大丈夫なの？｣
『大丈夫、イスマン先生にもちゃんと辛くなった時は言うって約束でやらせてもらうから』
DY｢やらせてもらうって･･･まさか自分から頼んだ･･･？｣
『･･･僕のソロ活動を通じて、もっとたくさんの人にNCTを知ってもらえればいいなと思って』
DY｢それは、いいと思うけど･･･なにもいきなりAがそこまでしなくても･･･｣
ただでさえユニットを掛け持ちしているA、マーク、ドンヒョクは誰が見ても忙しいというのに、デビューして間もなくAがソロ活動するのはさすがに負担が大きくはないか。
『これはみんなへの恩返しだから』
DY｢恩返しって･･･｣
『みんなが幸せになれるなら、僕はなんだってするよ』
なんだよそれ･･･。それじゃあまるで自分はどうなったっていいって言っているみたいじゃないか。
俺はAをもう一度抱きしめる。
『ドヨンイヒョン･･･？』
DY｢お願いだから、無理だけはしないで。俺の幸せはAが幸せでいることでもあるから｣
『ヒョン･･･』
DY｢そうだA、これお前に渡そうと思ってたんだ｣
俺は元々Aに渡そうと持っていた物をバッグから取り出す。
『わ、可愛い』
取り出したのは犬のぬいぐるみ。
DY｢Aのそばにいたいけど、同じユニットに入ってる訳でもないから･･･。だからせめて、俺の代わりとしてこの子持ってくれてたらと思って｣
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ryo(プロフ) - もんさん» コメントありがとうございます。了解しました、今後は控えます🙇♀️ (2023年1月14日 16時) (
レス) id: 3246cdea87 (このIDを非表示/違反報告)
もん(プロフ) - お気持ち表明あまりいらないかも… (2023年1月13日 15時) (レス) @page1 id: 1a788f23e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ryo | 作成日時：2022年7月3日 20時
