・ ページ37
.
僕がなぜこんなに緊張しているかって？
それは今日が僕の、127の正式デビュー日だから･･･！
そのために今はMカの撮影に来ている。
なぜかマクヒョンとドンヒョクが言い合いをしているけど、僕はそれどころではない。
一度ドンヒョクに離された手を、もう一度ウィンウィニヒョンに繋ぎ直してもらって深呼吸する。
ｽﾀｯﾌ｢NCT127さん、お時間です！移動の方お願いします！｣
『！』
ついに時間が来てしまった。
みんなで控え室を出て移動する。
YT｢A、俺らはここまでたくさん努力してきた。それをこのデビューステージで存分に見せつけてやったらええ｣
ユタヒョンが通り過ぎざまに僕の頭にポンと手を乗せる。
TY｢大丈夫。Aなら上手くやれるよ。傍で見てきた僕たちが保証する｣
テヨンイヒョンが頭を撫でてくれる。
HC｢A！｣
『ん？』
“チュッ“
『え･･･』
MK｢ドンヒョガ！何してるんだよ！｣
HC｢何って頬っぺにポッポしただけだし。ヒョンなんてキスなんだから俺のは可愛いもんでしょ｣
MK｢だからしてないって！｣
『ポッポ･･･キ、キス･･･ッ！？』
HC｢あ、赤くなった。その初々しい反応はしてないってことだ！｣
MK｢だから最初からそう･･･はぁ、ストレス････｣
なぜかルンルンと気分良さげに先を行くドンヒョク。
僕はストレスを受けている残されたマクヒョンに声をかける。
『マクヒョン･･･さっきはごめんなさい。取り乱したりして･･･』
MK｢え、いや、大丈夫だよ。ヤッカン驚きはしたけど、気持ちは分かるから｣
『･･･ふふっ、ありがとマクヒョン』
MK｢あぁ･･･チンチャ、可愛いやつ｣
そう言ってマクヒョンは僕の頬っぺをウリウリする。
今の一連の出来事で、なんだか緊張も治まってきた。
このデビューステージで、僕の今後の仕事量に影響がでるはずだ。それは確実にいい方にいかなくてはならない。
左手にはめた指輪を撫でる。･･･お母さんは今日も僕を見守ってくれてる。
ステージ裏でみんなで円になって手を重ねる。
これは気合を入れるためにこれからやっていこうと、僕たちで決めたこと。
TY｢みんな怪我のないように、全力でやりきろう！レ〜〜〜ッツ｣
｢｢｢カジャ〜〜！！｣｣｣
ステージに上がれば緑色が見え、歓声が聞こえる。
今この瞬間から、僕のアイドルとしての人生が始まるんだ。
僕×正式デビュー end.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 338人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「NCTDREAM」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ryo(プロフ) - もんさん» コメントありがとうございます。了解しました、今後は控えます🙇♀️ (2023年1月14日 16時) (
レス) id: 3246cdea87 (このIDを非表示/違反報告)
もん(プロフ) - お気持ち表明あまりいらないかも… (2023年1月13日 15時) (レス) @page1 id: 1a788f23e1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ryo | 作成日時：2022年7月3日 20時
