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続かない会話。きっとヒョンも、話したいことは僕と同じなんだろう。
『･･･ヒョン』
SJ｢ん？｣
『心配しないでよ。僕、今までだって体調崩したりしたことなかったでしょ？』
SJ｢そうだけど･･･Aは一度集中しだすと自分のことそっちのけになるだろ｣
『大丈夫だって。自分で仕事増やしてもらってるのに倒れちゃったら本末転倒だもん。それに、本当に辛い時はちゃんと言うから』
SJ｢･･･そうか････｣
まだ渋っている様子のヒョン。それだけ僕の心配をしてくれているのだと感じる。
『ありがとね、ソジニヒョン』
SJ｢え？｣
『あのね、ヒョン･･････僕、宿舎に住もうと思う』
SJ｢！｣
これは少し前から考えていたこと。機会があればと考えていた時に、ユニット別での宿舎への引越しの話が出た。
『僕が初めて練習生になったあの日･･･ドンヒョギが僕に声をかけてくれた時から今日までの間に、僕には大切な人がたくさんできた』
SJ｢A･･･｣
『ソジニヒョン･･･僕、ここに来てからすごく幸せだよ』
SJ｢！｣
僕の気持ちが伝わるように、そう言って微笑む。
『ここには、僕が今まで経験できなかったことがたくさんある。それを経験できてるのも、みんなに出会えたことも･･･全部、ソジニヒョンに出会えたから。もしあの時出会えてなかったら、僕は今頃どうなってたか分からない。だからソジニヒョンには本当に感謝してるんだ。』
SJ｢･･･ッ｣
『でも、あの人たちとの関係を終わらせるために僕はもっと成長しなくちゃいけない。だからその一歩として、メンバーのみんなと一緒に暮らしたい。それでみんなのことをもっと知りたい』
『･･･ヒョン、僕ね夢ができたんだ』
SJ｢夢･･･？｣
『うん。あの人たちとの問題が無くなれば、僕はもっと幸せになれる。そしたら次は僕がみんなを幸せにしたい』
ソジニヒョンに近づき、その手を取る。
『僕を幸せにしてくれたソジニヒョンを、みんなを幸せにして、恩返しがしたい！』
SJ｢････｣
『･･･？･･･ソジニヒョ･･･ッ』
“ガバッ“
気付いた時には、僕はソジニヒョンに抱きしめられていた。
『ヒョン･･･？』
SJ｢･･･Aはすごいな｣
『え？』
SJ｢俺、お前のことずっと見てたつもりだけど、俺が思ってたよりずっと成長してるよ｣
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ryo(プロフ) - もんさん» コメントありがとうございます。了解しました、今後は控えます🙇♀️ (2023年1月14日 16時) (
レス) id: 3246cdea87 (このIDを非表示/違反報告)
もん(プロフ) - お気持ち表明あまりいらないかも… (2023年1月13日 15時) (レス) @page1 id: 1a788f23e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ryo | 作成日時：2022年7月3日 20時
