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SJ｢スッキリしたか？｣
『･･･少し』
SJ｢ふっ、それは良かった｣
あの時はつい感情に任せて言ってしまったけど、今まで言えなかったことをはっきり言えて、少しはスッキリした。
SJ｢これからは溜め込まないで、ちゃんと言葉に出せよ？全部俺が受け止めるから｣
『･･･ありがとうございます』
ソジンさんと出会ってからというもの、こんな優しさに触れたのは本当に･･･お母さん以外で初めてで、なんだか心がポカポカと暖かかった。
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SJ｢遠慮なくくつろげよ。そんな大して広い訳じゃないけどな(笑)｣
『お邪魔します･･･』
事務所に書類を持っていった後、僕はソジンさんの自宅に来た。
SJ｢今日からここがAの家だ。ここにあるものは好きに使ってくれ｣
『ホントに、ありがとうございます』
｢いいっていいって！｣と笑いながら言うソジンさん。
ふと、あることを思い出す。
『あの、ソジンさん』
SJ｢ん？｣
『その、ちょっとした疑問だったんですけど･･･さっきあの人たちに話す時、どうしてソジンさんの家じゃなくて宿舎って言ったんですか？』
SJ｢あぁそれはな･･･単純に、俺の家に住ませるなんて言ったらあの人たち余計面倒くさそうだったから(笑)｣
『へ？』
SJ｢向こうからしたら事務所の社員の一人の家に住むって、ちょっとおかしな話だろ？今のご時世ネットで調べれば練習生が宿舎で生活してるとか、色んな情報がすぐに入ってくるからバレるのも時間の問題。だから初めから宿舎に移ることにしたってわけ｣
『なるほど･･･』
ん？ちょっと待てよ？
『それならどうしてソジンさんは僕を宿舎じゃなくて自宅に？』
後々面倒なことになるのなら、初めから僕を宿舎に入れれば良かったのに。
SJ｢宿舎ってのは、他の練習生と一緒に共同生活する場所なんだ。Aはいきなりその中に入れられて平然と暮らせる？｣
『え･･･それは･･････無理、かもです』
SJ｢だから俺と一緒に住んでみて、まずは慣れようってことで｣
ソジンさんは僕のことを色々考えて提案してくれていたんだ。
SJ｢A、君が嫌じゃなければこれからは俺のこと、本当の兄のように思ってくれて構わないからな｣
『え、兄、ですか？』
SJ｢そう。ほら、ソジニヒョンって呼んでみ？｣
『い、いや、でも･･･そんな･･･』
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ryo(プロフ) - もんさん» コメントありがとうございます。了解しました、今後は控えます🙇♀️ (2023年1月14日 16時) (
レス) id: 3246cdea87 (このIDを非表示/違反報告)
もん(プロフ) - お気持ち表明あまりいらないかも… (2023年1月13日 15時) (レス) @page1 id: 1a788f23e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ryo | 作成日時：2022年7月3日 20時
