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愛される･･･か。
このまま話を断ったらきっと、また今ままでの一人きりの生活に戻るだけ。
もし本当にこの人の言うように、僕が求めているものが見つかるかもしれないのだとしたら･･･。
この日常に変化を求めることも、許されるだろうか。
『････見学だけなら』
｢！･･･よし、そうと決まれば早速行こう！｣
『え、今からですか？』
｢もちろん！･･･あ、そうだこれ、俺の名前｣
そう言って男の人が差し出したのは･･･
『名刺･･･』
そこには、SMentertainmentとキム･ソジンの文字。
『ソジンさん･･･？』
｢そう、キム･ソジン。君の名前は？｣
『･･･A』
｢え？｣
『･･･ソン･Aです』
｢･･･ッ！｣
『あの･･･？』
｢え･･･あぁ、ごめん。それじゃあA、事務所はこっちだからついてきて｣
『あ、はい』
歩き出すソジンさんに続いて僕も歩き出す。
さっき一瞬、ソジンさんが僕の名前を聞いて驚いたような気がしたけど･･･気のせいだろうか。
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───────
『ここ、ですか･･･』
SJ｢そ、SMentertainment。韓国の三大大手芸能事務所の内の一つ。知らない？｣
『すみません･･･僕そういうの疎くて』
SJ｢まぁ、そういうこともあるよ。気にするな。それじゃ大まかに案内していくな｣
それからソジンさんに事務所内を案内してもらったけど、やっぱり大手事務所と言っていただけあってすごかった。テレビを全然観ないから分からないけど、もしかしたら有名人が近くにいたりするのかな･･･なんて。
SJ｢ここが最後。練習生たちがダンスのレッスンを受ける練習室｣
練習室の外から中を覗いてみる。
『･･･ッ』
練習生の人たちが真剣な表情で、汗を流しながらとても難しそうなダンスを踊っている。
僕が、ここに入るの･･･？
SJ｢中に入ってみるか？｣
『･･･いいんですか？』
｢おいで｣と入口の扉を開けて中に入っていくソジンさんについていく。
｢1.2.3.4.5.6.7.8！｣
軽快な音楽と共に、手拍子をしながらカウントをとる人の声が響く。
中に入ると熱気がこもっていて、よく見ると正面の大きな鏡も一部曇っていた。
『すごい･･･』
SJ｢だろ？練習生のみんなも、求めているものがあってここにいる｣
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ryo(プロフ) - もんさん» コメントありがとうございます。了解しました、今後は控えます🙇♀️ (2023年1月14日 16時) (
レス) id: 3246cdea87 (このIDを非表示/違反報告)
もん(プロフ) - お気持ち表明あまりいらないかも… (2023年1月13日 15時) (レス) @page1 id: 1a788f23e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ryo | 作成日時：2022年7月3日 20時
