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side: Jisung
『私飲み物買いに行くけど、2人とも何かいる？』
JS｢あ、僕も行くよ｣
Aが席を立つ。きっと代わりに買ってこようとしているのだろうけど、そんなことさせる訳にはいかないので僕も一緒に行こうと席を立つ。
『チョンロはどうする？』
CL｢Aだけならついて行こうと思ったけど、チソンイがいるなら残る。なんか適当に買ってきてよ｣
JS｢なんだよそれ｣
『そう？分かった。オッパたちは何かいる？』
MK｢俺たちはいいよ、さっき買ったやつまだ残ってるし｣
『オッケー、じゃ行こうチソンア』
JS｢うん｣
Aとレジに向かって注文を済ませる。支払いは全部僕がしようと思ったけど、Aがせめて自分のは自分で払うと言い張って引かなかったので、そこは僕が渋々引いた。商品ができるまでの間Aと話しながら待つ。商品ができて受け取ると席まで運ぶ。もちろん運ぶのは僕の役目。僕が当たり前だと思ってしたことでも『ありがとチソンア』とAは笑顔でお礼をしてくれる。彼女のこの些細なことでもきちんと礼儀を忘れないところも、僕がAを好きになった理由の1つだ。
席に戻ればなぜか僕ら･･･いや、主に僕を見てニヤニヤとしているみんな。
JS｢･･･なに｣
『チョンロヤ、おまたせ。ホントに適当に頼んじゃったけど大丈夫？』
CL｢大丈夫、ありがとA。あとチソンも｣
JS｢ヤー、僕はついでか？奢ってあげたのに｣
CL｢うそうそありがと(笑)｣
HC｢いやー青春してるね、2人とも｣
そうだ、このニヤニヤとして気持ち悪いヒョンたちのことを忘れていた。
HC｢A新しい友達できたんだって？｣
JS｢！！｣
『そうなの！』
ヘチャニヒョンの言葉に嫌な予感がしてチョンロを見る。
JS｢チョンロ･･･｣
CL｢俺はAに友達ができたとしか言ってないよ(笑)｣
JN｢チョンロが言ってることはホントだよ。ただチソンイがどうなるかっていうのが想像できるっていうか(笑)｣
JS ｢あぁチンチャ･･･｣
僕たちが話す横で、他のヒョンたちに楽しそうにジアさんのことを話すA。それをにこやかに聞くヒョンたち。確かに楽しそうに話すAは可愛いけど･･･。
CL｢そんなふくれっ面すんなって｣
JN｢今までにも友達なんてAはいっぱいつくってたでしょ？｣
JS｢そうだけど･･･｣
そうだけど、なんだかAが僕から離れていってしまいそうな気がして嫌なんだ････。
.
続く (更新停止中)
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作者名：ryo | 作成日時：2022年5月28日 12時
