放課後 ページ9
side: haechan
A終わった!今から行くね!
HC｢お、3人ともこれから来るって｣
通知音が鳴り、携帯を開けばAからのメッセージ。
今日は新入生の入学式があり、全学年午前中で学校は終わりだ。先に終わった俺たち二年生とマクヒョンは、中学の時から溜まり場となっているファストフード店で一年生の3人を待っていた。
JN｢にしても今回のクラス分け面白いよね｣
RJ｢誰も1人にならなくて良かったな｣
JM｢俺的にはへチャニの抑制係が付いて良かったと思ってるよ｣
HC｢ヤー、俺は厄介者扱いか？｣
MK｢ジェノヤ、この一年は頼んだ｣
JN｢できるだけ頑張る(笑)｣
俺たち二年生は俺とジェノ、ロンジュニとジェミニで分かれた。俺たちの中に誰と誰が気まずいとかそういうのは無いから、誰と一緒になっても問題はないのだが、今朝もあった通り俺とジェノは、俺がふざければジェノが力で抑えるという構図ができている。俺はそれがちょっと気に食わない。
HC｢･･･筋肉マンめ｣
JN｢ん？(ニコ)｣
HC｢あっ、待ってジェノヤうそうそ冗談だって！｣
MK｢ヤー、ここで騒ぐなって｣
RJ｢ここまでくるとわざとやってるようにしか思えない｣
JM｢そこがへチャニらしいよね｣
HC｢言ってないで止めろよ！｣
『何してるの？』
CL｢またジェノヒョン怒らせたんでしょ｣
JS｢恥ずかしいからやめてよ｣
いつもと･･･いや、いつもより三日月度が増している目で近付いてくるジェノから逃れようと席を立つと、一年生組がやって来る。
HC｢チョンロヤ、なんで俺が悪いって決め付けるんだよ｣
CL｢だってそうでしょ？｣
RJ｢合ってる｣
JS｢普段の行いが悪いんだよ｣
MK｢庇う余地なし｣
JM｢同じく｣
HC｢ひん(泣)｣
酷い。酷すぎる。いくら俺が普段からイタズラ好きな悪ガキでも、1人だけでも味方をしてくれる人がいてもいいじゃんか！
『まぁまぁ、もうそこまでにしてあげなよ。確かにへチャニオッパはイタズラばっかりだけど、いつも正しいこと言うのもオッパでしょ？私はへチャニオッパのそういうところ信頼してるよ』
HC｢A大好き。愛してる｣
『わっ』
JS｢ヤー！！｣
A可愛いマジ天使。Aがあまりにも嬉しいことを言ってくれるので抱きつけば、チソンが怒って引き剥がしに掛かる。
と、その後ろからジェノが現れる。
HC｢いやあぁぁぁぁ！｣
CL｢だからそういうところだって｣
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作者名：ryo | 作成日時：2022年5月28日 12時
