君とみた夢 (ページ17)

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JN｢そうなんでしょ？｣

マネ｢それは.....｣

JM｢辞めないよ。.....辞めたくない｣

ジェミニが顔をあげてジェノを見る。

JN｢なら、俺たち待ってるから。ジェミニがちゃんと元気になって戻ってこられるように、NCTDREAMっていう俺たちの居場所を守って待ってるから。だからジェミニも安心して治療に専念してね｣

ジェノはそう言うと瞳を三日月にして笑う。

JM｢.....分かった｣

そう言ったジェミニも先程までの暗い表情が晴れやかになっていた。

この2人はきっと、俺たちが思っている以上に固い絆で結ばれているのかもしれない。

HC｢ヤーヤーそこの2人、俺たちを置いて勝手に話進めてるけどさ、俺はどうしてジェミニがこの事を隠して言わなかったのか、ジェミニの口から直接理由を聞きたい｣

RJ｢ヘチャナ、それはもう後でもいいだろ！？｣

HC｢いーや！今聞かなかったらいつ聞くんだよ！気になりすぎて俺の今後の活動に支障が出たらどうするんだよ！｣

RJ｢そんな大袈裟な.....｣

JM｢いいよロンジュナ。俺もちゃんとみんなに言わなきゃいけないと思ってたから｣

と、ジェミニが話し出そうとするから、慌てて｢とりあえず一旦座りな｣と促す。マネヒョンも近くに座ってもらうと、改めてジェミニが話し出す。

JM｢はじめはちょっとした痛みだけだったんだよ。それくらいなら普段通り薬を飲めばまた治まると思ってた。でも段々、痛みが上回ってきちゃって。ホントは立ってるのも辛い時があった。｣

ジェミニの言葉を聞いて、自分の手に力が入る。

JM｢でも、それでも....やっとみんなでドリムとしてデビューして、これから頑張ろうって時に....俺のことで迷惑かけたくなくて、なかなか言い出せなかった｣

"ガタッ！"

MK｢俺はッ！｣

俺は黙って聞いていられなくて、勢い任せに立ち上がる。

悔しい。ただ本当に悔しかった。

MK｢さっきも言ったけど、俺....ドリムのリーダーになって、みんなを引っ張らなきゃ、いいリーダーにならなきゃって....自分のことでいっぱいで、周りが見えてなかった。だからジェミニが苦しんでるのも気づいてやれなかったし、配慮できなかった。それが悔しい....｣

JM｢だからそれは、俺がみんなに隠してたからで....｣

MK｢だからだよ！｣

JM｢.....ッ｣

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